内容説明
藤井聡太、加藤一二三、羽生善治――
2017年、彼らがいた。
極限の状況で「最善」だけを探る。
高潔な棋士たちの群像を描く、
傑作・将棋ノンフィクション!!
棋士という二文字は「将棋を指す侍」を示している。...一六〇人いる棋士たちは皆、自らが信じた将棋という勝負において光り輝くために戦っている。日夜の研鑽を積み、策略を謀り、勝利という絶対を追い求めている。――本文より
人間の頭脳を最大限に駆使して互いの駒をぶつけ合う世界に、人は何故に熱狂し、感動させられるのだろうか。その答えが、きっとこの作品で見つけられるだろう。(文教堂書店青戸店/青柳将人)
命がけにも思える将棋の深遠さに畏敬の気持ちを新たにしました。(喜久屋書店阿倍野店/市岡陽子)
読むとなぜか少し寂しくなって、走りたくなる…(紀伊國屋書店広島店/池田匡隆)
北野さんは将棋の伝道師の一人だと思っています。(丸善仙台アエル店/中崎悠人)
私も命の炎をこんなにも燃やせるだろうか? そう考えずにいられなかった。(本の森セルバ岡山店/横田かおり)
※所属店・肩書は刊行当時のものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
28
報知新聞記者による将棋界のコラム、観戦記。印象度B 藤井聡太、羽生、加藤一二三らの対局などの観戦記、将棋界のコラム。いささかエモーショナルな筆致で棋士の人生をあぶりだす。それが著者の個性なのだろうけど、若干鼻に突く感じもした。三浦ソフト疑惑事件のその後の記事も載ってて、「不幸な事件だったが、誰も悪意はなかった」とまとめている。そうなのだ。告発された三浦も、告発した側である渡辺も(悪人扱いされることが多いが)、悪意あったことではない。しいて言うなら、当時の連盟の無能さゆえの出来事なのだろう2021/08/20
るっぴ
27
北野新太作品、初読み。棋士という二文字は「将棋を指す侍」とは、知らなかった。奨励会三段リーグを2位以内でプロ棋士になれる。そこには、26歳までの年齢制限もある。羽生、藤井共に凄さがわかる。2018/04/21
はじめさん
26
報知新聞文化部記者である著者が見てきた、将棋棋士たちのエピソード集。今をときめく天才棋士・藤井聡太絡みが多かったけれど、彼に敗れて現役を退いた加藤一二三先生の姿、電王戦ファイナルでコンピュータを混乱させる一手は果たして最善手か否かの議論勃発の行方先生の様子など。そして短編アニメも公開された初の外国人女性棋士カロリーナが、まだ女流三級で正式な女流プロではなく、年齢制限ギリギリで迎えたクリスマスシーズンで何を思っていたのか。/ 私は駒というグラディウス持つ盤上の剣闘士たらん。敗者は血溜まり(タルタロス)に眠れ2018/06/16
朗読者
22
棋士たちの熱いノンフィクション。羽生先生、渡辺先生、ひふみん、豊ピーらお馴染みの棋士たちの熱い想い、熱い戦いに感動しました。途中、藤井聡太vs佐々木大地の初対決(新人王戦の準々決勝で大地先生勝利)と2戦目(叡王戦準決勝で聡太先生勝利)のエピソードが出てきて、昨日今日の王位戦第4局と偶然にぴったりタイミングが重なり、紙面と画面をシンクロした熱戦を楽しめました。2023/08/16
ま
22
ポエムチックな文章がもう一つ好みでなかった。あと描かれてる藤井聡太像も自分にとっては既存のものと変わらずそこも残念。取材対象を広範に持ってるのは良かった。伊藤果先生は改名後のお名前だったのは知らなかった。三浦冤罪事件もっと書いてほしかったな期待してたのに2022/01/10




