内容説明
人は、こういうふうに生きていくこともできる。
バッキ―井上=
画家、踊り子、ひとり電通を経て、現在、漬物屋、居酒屋の店主、酒場ライター。(自称、スパイ・忍び・手練れ)
日本初の酒場ライター、バッキー井上(54歳)、語り下ろしによる初の自伝的エッセイ。「事実は小説よりも奇なり」という言葉がピッタリな「抱腹絶倒の半 生」から滲み出る独特の感性と語りが読者を魅了してやまない。映画・漫画・小説をしのぐバッキーワールドをぜひお楽しみください!
【行きがかりじょう】
自分が選択をして、現れるものと向き合い、すべてポジティブに反応すること。
シアワセになるための基本的な心構えであり、ゴキゲンへの道しるべであり、優れた戦法でもある。
「街で生きる」知恵と極意が詰まった、バッキ―井上・名言より
大海の魚は同じ顔をしてる。磯辺の生き物は違う。
おいしいもんばっかり探している人は、出発時点から負け戦。
「必要なものだけ生き残れる」だったら、俺は生き残れなかった。
「結果」って、自分で勝手に決めてるだけで、全部、「つづく」やな。
安いのを買ったほうが得というけど、それをしてたらアホになる。
求めたらあかんわねぇ。求め過ぎたら。
・・・etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
35
個性的な本を作り続けるミシマ社らしい一冊。バッキー井上さんという型破りな人生を語り下ろした本です。行き当たりばったりで、興味のあることを初めて、それがほとんどうまく行くことに驚かされました。職人、広告会社勤務、画家、踊り子、漬物店店主、酒場ライターなどが、これまでの仕事です。この一貫性のなさが面白いです。ただ、全部許すという生き方は一貫しており、これが個性的に生きられた理由ではないかと思いました。2025/09/23
さすらいのアリクイ
17
関西の雑誌等で活躍している酒場ライターであり、京都で漬物屋さんなどを経営しているバッキー井上さんの自伝。3年ぐらい前に読んだときも、今も、読むと「?」マークがポンポン出てきます。酒場ライターや漬物屋さんの仕事を始めたきっかけなどが書かれているのですが、その内容や行動が謎だらけで、怪しい。文章は読み心地が良いですが、信用できるかは…。しかし著者が出会った人たちやお店、京都の町の雰囲気、著者のこだわりなどがポロっと出てくることがあり、それらの話題を味わえるのが楽しい、でも人を相当選びそうな困った本です。2016/03/18
Gatsby
17
感想消去後復活。酒場ライターという職業がこの人以外に当てはまるのかどうかわからないが、とにかくミシマ社の本は本屋さんで目についたら買ってしまう。バッキー井上氏の本は、『京都店特撰 たとえあなたが行かなくとも店の明かりは灯ってる』に次ぐ2冊目。しかしこの本、素面で読んでると読みにくい。バッキー井上氏の頭に浮かんだまま書かれたような感じで、通勤途上の電車で読んでいると少し疲れたので、家に帰ってワインをちびちびやりながら読むと、楽しく読めるのだな、これが。やはり酒場ライターの本は、飲みながら読めということか。 2014/04/07
コジターレ
7
「シリーズ22世紀を生きる」2冊目。面白かった!著者の言っていることは、無茶苦茶で意味不明だけど、胸に刺さる。きっとシンプルで本質を突いているからだろう。さらっと読める内容だけど、人生の本質を味わいながらじっくり読むのもいい。行き当たりばったりも、確固たる人生哲学があると、カッコいいと思った。こういうおっさんになりたいな。2016/05/27
アリクイ
7
酒場ライターであるバッキー井上さんの自伝。と言ったらわかりやすいのだろうけども、何というか豊かな一冊。ビジネス書であり、名言集であり、経験の蓄積の大事さが書いてあったり、癒しもあり。百人読めば百通りの読み方ができるのでは。読んでいて、?と頭の上に出てくる事もありましたが、読感、めっちゃ気持ち良かった。2013/10/05




