内容説明
後藤正文、内田樹、いとうせいこう、束芋、鈴木理策。
5名の表現者たちの創作の根幹を、
ドローイングを描く建築家である著者がひらき、
自らの感覚をひらく、対話と思考のノート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
11
フラクタル構造よりは、もう少しパターン的な、スケーラブルなアート作品だなと感じる。フーリエ変換の際に何を畳み込むのか、ということの逆変換を考えてみることが「つくるをひらく」ということか。対談内容は、幅広いが、まぁ、それなり、という印象だった。2021/03/11
teddy11015544
9
感覚的なことを言語化すること、絵のように同時に認知するものを順序だてて、時間軸の中で論理化していくことを理解して橋渡ししていく難しさを感じました。著者が音楽やら言語やら絵画関係や写真やらの専門家と対談するのですが、ひとつひとつを理解して深く読んでいこうとすると、当然ながら難解です。2021/03/10
袖崎いたる
7
創作する人の体質をめぐる対談と、それへのコメントからなる。タイトルに回収されることになる本編集に散りばめられているアイデアは、創作者たちの力の源が見つかるじゃろう。引用があまりうまくないけど、うまくないなりに面白いパッセージを拾ってくれる目を持っているっちゅーわけ。完全にタイトルホイホイで手にしてしまったな、俺。2021/10/16
ゆうろ
5
社会の時間だけでなく自分の無時間をもつ。2021/07/25
どりぃ☆
5
建築家の著者と5人のアーティストの対談集。対談に臨む前と後の著者の気持ちも文章化していて、単なる対談集で終わらないところが良かった。その反面、そうした著者の生真面目さが裏目に出た部分も。5週連続で別々の人と対談をするハードさもあり、どんどん著者の気持ちが閉じてしまっているのが文章に現れていた。読書が好きだという著者。本からの引用も多く、何でも既知の世界、言葉で語ろうとしてしまっている感じがして残念。特に最後のお二人の伝えたいことと、著者の受け取ったものにズレがあるように感じた。前半は面白く読んだ。2021/07/08




