内容説明
いつの時代も、光は言葉にある。
膨大な書籍群の中に飛び込み、6年半かけて発見しつづけた、次代へつなげたい知と魂!
中央公論社で約30年、その後、新潮社で6年あまり。
出版文化の本流のなかで、編集者として、錚々たる著者陣、先輩編集者、
デザイナー、文化人たちとの仕事と交流を重ねてきた著者が紐解く、「言葉」の近現代。
明治草創期に起こった出版という大河が、ここに!
300超のメルマガから厳選した、必読の37本を待望の書籍化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
27
本にまつわる話を書いた本を読む幸せ。滝田樗陰、松崎天民、茨木のり子、岸田吟香、辺見じゅん。「自分の感受性くらい」を読みたい。その前に「清冽」か。2017/06/02
チェアー
23
人によって読み方はいろいろあるだろう。私は言葉をつないできた人々の歴史と、思いの書として読んだ。言葉は怖い。重ねれば重ねるほど対象から遠ざかっていくこともある。しかし、著者は平易な言葉で読者を対象の核まで連れていってくれる。その文章が素晴らしい。装飾品のようでなく、日ごろ使い込まれた日用品のような言葉だ。言葉は時代によって変わっていい。だが、言葉を使う人間の心の底は変わらないものがある。それを信じたくなった。2017/04/03
Koichiro Minematsu
21
編集者である著者が膨大な書籍群のなかから、次世代に伝えたい言葉が語られている。まさに知の結晶。本著とつながることができたのも、お薦めいただいた出版元のミシマ社の書店員さんからのお葉書があってのこと。いい本と巡り会えたことに感謝です。2019/01/02
cape
21
『考える人』の編集長としてメールマガジンで配信してきたコラムからの37編。編集者として、人に出合い、本に触れ、言葉に迫ってきた著者による、言葉の力強さを感じないわけにはいかない一冊。前半の編集者としての経験や出合い、後半では本が残した偉大な価値を拾い上げていて、一つ一つのコラムから受ける雑感や思念は、一つのストーリーのように自分の中に残された。それぞれのコラムの面白さ、興味深さはもちろん、丁寧に作られたこの一冊に触れられたことが読書人としてうれしくなる本だった。2017/08/05
阿部義彦
20
本の好きな方なら絶対惹き込まれる事必至の本です。またこの本を出版したのが大手ではなく一人出版社の草分けミシマ社(とは言っても現在は社員も10人位に増えました、それだけ忙しくなったのだね。)なのが素晴らしいです。私も最近は単行本はちくまか河出そしてマイナーな出版社が多いです。著者は中央公論の編集長をされて、取締役までされましたが、その後退社され、現在は新潮社季刊誌「考える人」の2代目編集長をしています。その膨大なメルマガから37本を選りすぐって書籍化しました。落ち着いた装丁、まず、手に取ってご覧なさい。2017/02/12
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