内容説明
「私の能力は、きれいだということだけなのだ」――コンパニオンとして働く桐島椿は23歳。一回り年上の妻帯者と付き合いながら、中三の時の初体験の相手・グンゼとも逢瀬を重ねている。両親とはうまくいかない椿だが、唯一の理解者である祖母を敬愛してやまない。75歳とは思えぬ艶やかさを保つ祖母だったが、交通事故に遭い入院することに。椿は見舞いに訪れるが、祖母は椿を認識できなくなっていて……。解説・唯川恵
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
メカジキ
2
外見の美だけで生きて来た主人公椿。大好きな祖母が病気になってから歯車が狂い出し、後半には怒涛の展開が‥ 本性は椿みたいな女性は沢山いるけど、もうちょっと上手く生きていると思う。昔の小説だから、今の時代より女性が美や若さで生きていかなければならないのを差し引いても、ちょっと引くかな。要は不器用なのね。生い立ちなど可哀想なところもあるけど頑張って自立して欲しいと思った。 2026/02/13
あゆ
2
再読。後半のえ?という展開になる感覚を読み進めながら思い出した。椿にまったく共感できないが何故か憎めない。魚住には幸せになってほしいと願う。「人間損得だけで生きてるわけじゃないじゃない。本当に損得抜きで、誰にでも親切な人っているのよ。」 2025/12/24
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