ちくまプリマー新書<br> 自他の境界線を育てる ――「私」を守るバウンダリー

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ちくまプリマー新書
自他の境界線を育てる ――「私」を守るバウンダリー

  • 著者名:鴻巣麻里香【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 筑摩書房(2026/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480685476

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内容説明

◆こんな「モヤモヤ」ありませんか? ・断りたかったけどNOと言えなかった。 ・嫌だと言ったけど「あなたのため」と言われた。 ・意見が他人と違った時に自分が間違えていると感じる。 ・スマホを勝手に見られるのが嫌だけどやめてくれない。 ・好きなものを否定されると自分まで拒否されたように感じる。 これらは「境界線(バウンダリー)」で起きている問題です。日常の「モヤモヤ」や「しんどさ」から心と体を守るために、傷ついた自他の境界線を引き直そう。 【目次】はじめに──私の「生きづらさ」とバウンダリー/第1章 「バウンダリー」は「私は私」の境界線/第2章 もやもや、イライラの正体はバウンダリーの侵害かも?/第3章 こころの境界線を育む言葉と行動を知ろう/第4章 バウンダリーの侵害がひきおこす「生きづらさ」/第5章 傷ついたバウンダリーを引き直す/第6章 バウンダリーという視点で世の中を見てみよう/おわりに

目次

はじめに──私の「生きづらさ」とバウンダリー/日常にありふれているバウンダリーの侵害/心の健康と境界線/第1章 「バウンダリー」は「私は私」の境界線/バウンダリーは「心の皮膚」/私のバウンダリー、いつからあるの?/バウンダリーの調節機能/意見表明も子どもの権利/違っていることは「間違っている」ではない/バウンダリーが守られることは「権利」が守られること/第2章 もやもや、イライラの正体はバウンダリーの侵害かも?/親子関係とバウンダリー/「あなたのため」と正当化される侵害/友だち関係とバウンダリー/自分が「踏み越える側」になってしまう/恋愛関係とバウンダリー/「好き」と「支配したい」は別/付き合っているのに「しない」はおかしい?/バウンダリーとグルーミングの問題/第3章 こころの境界線を育む言葉と行動を知ろう/バウンダリーを育む5つのこと/声をきかれるということ/「今ここ」の気持ちを大切にされるということ/生活の安心が守られていること/趣味や「好き!」が大切にされること/プライバシーが守られること/第4章 バウンダリーの侵害がひきおこす「生きづらさ」/生きづらいのは個人の問題?/心の傷(トラウマ)とバウンダリー/自分を傷つける「色眼鏡」とは/二次被害(二次加害)とは/困っているはずなのに「困った子」になってしまう/第5章 傷ついたバウンダリーを引き直す/自分のバウンダリーの「クセ」を知ろう/調節機能を育み修復するために/安全でない相手の見抜き方:色々な暴力の形を知る/仲良くなるより上手に距離をとる:言葉と行動を選ぶ/「私は」と「あなたは」を使いこなす:違いを「間違い」にしない/別々のお皿のイメージ:対話をする/第6章 バウンダリーという視点で世の中を見てみよう/バウンダリーの揺らぎはソーシャル(社会)の問題/私たちを生きづらくさせるものの正体/私たちを生きづらくさせるもの:貧困/私たちを生きづらくさせるもの:差別/私たちを生きづらくさせるもの:搾取とルッキズム/「力のバランス」の偏りによる侵害/世の中と自分の間にもバウンダリーがある/おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルターガイスト

2
自他境界線は扱いが難しい概念である。困っている誰かを助けるための補助線として運用すべきものが,結局自分や他人を批判するために使ってしまう(そうなっている時点でコンセプトとして失敗した概念なのかも。「テイカー」「他責」とかもそう)。また本書でも至るところで示唆されているように,愛情や社会的規律といった価値を実現するために自他境界線が曖昧になることは往々にしてあるので,やはり安易にバウンダリーの概念を振り回すべきではないと強く思った。筆者のアドバイス(皿の比喩,さまざまな暴力を知れなど)は有用であった。2026/02/15

素人

2
「人間関係での苦しさを防ぐにはバウンダリーを引き直す行動を選択すればよい」という立場から、そのための具体的な行動や鍵となる考え方を示す。特に子どもは学校でも家庭でもバウンダリーを侵される経験をしやすく、それがその後の生きづらさにつながることがある。自分と他者の間にバウンダリーを引き直すことについては、「お皿のたとえ」が分かりやすかった。ケアの現場では力の差のある者同士の間に親密な関係性が発生するので、仕事かそれ以外かを問わず、他者をケアする機会のある人は分かっておかなければならない内容だと思う。2026/02/07

七穂

1
自他境界線に関する本を読んでみたかったので、よい入門書になった。特に心に残ったのが、終盤とおわりにに登場した『バウンダリーという考えは、人間関係で苦しくなったときに、それを「自分のせい」にして自分を責めて更に苦しくなることを防ぐ』というところ。自分のせいではなく、『私のせい』『世間のせい』というお皿に分けて考え、自分のせいだと思い過ぎないことが問題に対処できるカギであると読み、まさにこれは私のことだと思った。つい自責ばかりして苦しくなってしまうが、本当に自分のせいであるのか、冷静に考え直すきっかけとしたい2026/02/18

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