集英社オレンジ文庫<br> 王稜五閣の花姫御殿

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集英社オレンジ文庫
王稜五閣の花姫御殿

  • 著者名:梨沙【著】/春が野かおる【イラスト】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 集英社(2026/01発売)
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  • ISBN:9784086806800

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内容説明

五国が交わる世界の中心には、神への舞を奉納するための巨大な演台、そして五国がそれぞれに建てた御殿がある。祭事を行い、世の安寧を司るのが祭神であり、各国の花姫候補から選ばれた祭神の伴侶が花姫だ。神気満ちる御殿の中では花の絵が実体化し供物として捧げられたという伝説より、絵心のある者が選ばれることが多く、舞の際にささげる花を育て、懐妊するまでを御殿で過ごす。懐妊後は祭神とともに国へ戻るが、祭神は国へ豊穣をもたらすため、各国は花姫を輩出すべく必死になる。だがどれも、貧乏な庶民の蘭花には関係のない話のはず――だった。しかし、ある出来事から絵の実力を買われた結果、花姫候補の姫君の側近として都で仕えることになる。さらには、病を罹った姫の身代わりまですることになってしまい…? 和製シンデレラロマンス!

目次

序幕 処刑場にて
第一幕 風雅の国の花の姫
第二幕 五人の花姫候補
第三幕 姫君の暴走
第四幕 花の舞
第五幕 風の宮の災厄
第六幕 悪意
第七幕 花、乱れる
閑話 過ぎたるは及ばざるがごとし
第八幕 王稜五閣の花姫御殿
終幕 語り部の話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

21
絵の才能があったことから祭神の伴侶となる花姫候補の指南役にさせられた蘭花が、祭神に見初められる和製シンデレラロマンス。祭神の伴侶は絵心のある者が選ばれることが多く、仕える癇癪持ちの姫から代わりに花姫候補として演じることを押し付けられる蘭花。そこから最初は絵を描くことが大好きな庶民がなぜか祭神に見初められてしまうストーリーで、当然花姫の候補者たちからは目の敵にされるものの、これまであまり積極的ではなかった祭神の変化に戸惑いながら、窮地を彼に救われて少しずつ意識するようになっていく2人がなかなか良かったです。2026/01/19

紅羽

5
庶民の出でありながら、絵の才能を認められ、祭神の花嫁候補の指南役に任じられたヒロイン、蘭花が何故か祭神の伴侶に選ばれるという和製シンデレラストーリー。序盤は少し読み難く感じましたが、全体的には面白かったと思います。独特なテンポで進む二人の恋愛模様。終幕の章で語られた二人のその後をじっくり読んでみたかったです。2026/01/21

栗山いなり

4
田舎出身の庶民の娘が花姫候補が集う都で奮闘する和風シンデレラファンタジー小説。何というか、問題児達が繰り広げる宮中の女のバトル劇って感じの作品だった。全体的にコミカルに進んでいってたけど時々シリアスになってた印象2026/02/21

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