愛しいチグサ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

愛しいチグサ

  • 著者名:島田荘司【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 講談社(2026/01発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065420577

ファイル: /

内容説明

“愛”と“絶望”
人が「醜い鬼」になった世界
喜びも哀しみも巨匠は掬い上げる

機械の目だけに映る”真実の愛”――

西暦2091年、謝荷魚は大事故により身体と脳の一部が機械になってしまう。
リハビリを終えた彼を待つのは、人々が“醜い鬼”になった世界。絶望する謝は、唯一の人間・チグサと出逢うが――
胸を焦がす、落涙の純愛ミステリ。

【あとがき「愛しいチグサと、十代の頃の自分」収録】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

179
島田 荘司は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、近未来SFマシーンAI恋愛譚でした。近未来を描いている割に昭和っぽいのは、著者の年齢のせいでしょうか(笑) https://www.kodansha.co.jp/book/products/00004225892026/03/30

パトラッシュ

147
事故で脳の一部が機械となり、人間が赤鬼にしか見えなくなった青年がある日、街で美少女を見かけ恋に落ちる。既視感があると思ったら、手塚治虫『火の鳥復活編』のレオナとチヒロの物語と同じ設定なのに気付いた。壮大な運命を結ぶラストの手塚作品に対し、科学で体験する不可思議な恋愛小説として一貫する本作は明らかに異なる展開だが、これだけ酷似したドラマなのを構想段階でわかっていなかったのか。もしかして島田さんは、あとがきにある目黒区在住期に手塚作品を読みながら忘れてしまい、手塚のアイデアを自分のものと勘違いして書いたのか。2026/02/12

rosetta

34
★★✮☆☆225頁のうち30頁に及ぶ後書き或いはエッセイが面白かった。自分が物を知らない10代の頃に読んでいたら面白がれたかも知れない、安部公房の『壁』のような先鋭的な純文学として。だが創作としてオリジナリティがないのは最低の評価をされても仕方あるまい。事故で半死半生になった主人公が機械化されて生き残ったかわり周りの人間が醜く見え、唯一美しい女性と写ったのは…と言う設定は手塚治虫の『火の鳥復活篇』まんま。人間の上位の存在も更にその上の者に支配されているとは『百億の昼と千億の夜』の思想。この本の存在価値は?2026/03/16

いちろく

27
この作品、色々な意味で大丈夫なのか? 火の鳥復活編、という評価をアチコチで見聞きし、最近は悪い意味で作家クラスの方の読了コメントをみかけ気になっていた作品。個人的に島田荘司の火の鳥オマージュ? という軽い感覚で手にしたけれど、物語のプロットが復活編過ぎてドン引きレベル。作中に協賛手塚プロの文字を探したけれど見当たらず。以前、著者は自作品が某ミステリ漫画に盗作された時に大問題にしたはずだけれど……、この作品はいいの? 発行元の講談社、本書に関わった編集者をはじめ誰一人気が付かなかったのかな? おそろしや。2026/03/29

なっく

23
近未来SF、ヒト型AIロボットに恋をした哀れな男。陳腐と言えばあまりにありきたりなストーリーで、手塚治虫のパクリ?、なのだが!なぜか個人的に非常にウケてしまい、うっすらと感動すらしてしまった。私たちの心は喜怒哀楽で揺れ動き、恋愛したり嫉妬したり、優越感や劣等感で激動するのだが、それも自然や生物の営みの前ではバグのようなもの。一皮剥けばみんな骸骨。その諦めたような冷めた世界観がとっても良かった。2026/03/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23079999
  • ご注意事項

最近チェックした商品