内容説明
読むことはできる。むしろ大好きだ。でも、漢字を習い始めて気づいてしまった。どうやら自分は「普通」ではないらしい。努力し、へそを曲げ、諦めた頃、恩人と出会った。同じ障害を持つ人と交流を重ね、「合理的配慮」によりタイピングが表現の手段となる――自分を取材するように見つめ驚くほどの素直さで綴られた、障害当事者の少年の告白。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さちこ
38
ディスレクシアは知っていた。本当に14歳の人が書いたのかと思いながら読み進めたが、コラム③で納得出来た。2026/04/09
ゆみのすけ
18
書き障害の当事者である著者が書き障害とはどのようなものなのか。その障害を理解し受け入れてからどのように向き合ってきたのか。両親の対応。学校に「合理的配慮」を認めてもらうには。社会の支援体制。などについて書かれたもの。まず、これを書いたのが14歳の男子学生というのに驚いた。読者に知ってもらうために、自分を客観的に見つめ、これまでの体験や必要な支援などを具体的にわかりやすく書かれている。個人が大多数に合わせるのではなく、社会が誰にとっても快適に暮らせるようにしていく。この意識は常に持っておきたいと思った。2026/07/05
サクラ
5
これを14歳の少年が書いたの?と驚きました。推敲が入っているとはいえ何やら…正直に言えば若々しさがないような…落ち着いてる印象。それはそれとして障害は多種多様、なので色々な人が声をあげてほしい。そして社会が人が、変わっていってほしい。こうやって自分の思いを誰かに伝えられる、その事が羨ましい。自分の気持ちを現せない人のなんと多いことか…2026/06/09
おうみ
3
何気なく読み始めて、途中まで読んで、改めて表紙を見て、この本を書いたのが14歳の少年なんだと驚きました。これだけの文章を書ける人が、読み書き障害の為に小学校では書くことが苦手と見られていたのは、本当に胸が痛いです。 我が子も書き障害があるのかもしれないと思いながら漢字の書き取りを見ています。今後の参考になりました。2026/04/09
skr-shower
3
頼もしい14歳、文章がしっかりしてる。「読み書き障害」に限らず、学校へ行くと“普通とはなんぞや”のかべにぶち当たる。合理的配慮でIT機器が使えるのなら、壁に気づくまでの時間・配慮があるのか調べる時間・配慮してもらう申請許可がおりるまでの時間が短縮される事を祈ります。2026/04/04
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