内容説明
日常臨床で直面するメンタルヘルスに関する課題に即応できるようQ&A形式を採用した、多職種で活用できる実践書です。
肥満症は慢性疾患であり、生活習慣改善、薬物療法、
外科手術を含む包括的な介入が求められます。その過程
でメンタルヘルス支援は治療成否を大きく左右し、患者の自己効力感の育成やリバウンド防止に欠かせません。とりわけ減量・代謝改善手術は劇的な効果をもたらす一方で、周術期のストレスや術後の心理的問題を伴いやすく、長期的支援が不可欠です。本書は、内科・外科医のみならず、心療内科医・精神科医・公認心理師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、ソーシャルワーカーなど、多職種の医療者が共通して利用できる実践書として位置づけられます。
【著者】
日本肥満症治療学会メンタルヘルス・行動医学部会
日本肥満症治療学会での活動として、「肥満症治療のためのメンタルヘルス・ガイドブック」の作成、「オベシティ・スティグマの実態と課題」の多角的な視点からの検討をしている。
目次
改訂版発行にあたって
巻頭挨拶
発刊にあたり
はじめに
DSM-5-TR に基づく診断名の表記変更一覧
1.なぜ,減量・代謝改善手術に際してメンタルヘルス面の評価が必要なのか
2.チーム医療・全人的医療としての肥満症治療における減量・代謝改善手術の位置づけ
3.高度肥満症患者にみられやすい心理社会的問題の特徴
4.減量・代謝改善手術前にメンタルヘルス面の評価・対応をするときのポイント
5.減量・代謝改善手術の準備と多職種連携
6.減量・代謝改善手術治療前後のメンタルヘルス面でのケア・サポート上の注意点
7.各施設における術前術後のメンタルヘルスサポート体制の実際
8.インクレチン製剤の適応と注意点
おわりに



