内容説明
人間への愛、心の不思議さ キイスの入門篇たる短篇集!
著者の代表長篇『アルジャーノンに花束を』の原型である中篇版のほか、奇妙な能力をもつ少年マロと弁護士デニスの運命の出会いを描く表題作、万能コンピュータがひきおこす騒動をユーモラスに描いた「エルモにおまかせ」など全七篇を収録。キイスの温かな魅力をあますところなく伝える、日本オリジナル作品集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スイ
18
「アルジャーノンに花束を」の原型である作品などのSF(サイエンスフィクションからすこしふしぎまで)短編集。 キイスの作風なんだろう、シビアなことを書いていても文章が軽妙で、重く沈まない。 それでも鳩尾に重く一撃をくらって呻きたくなるものもあった。 アルジャーノン中編版と「ロウエル教授の生活と意見」が特に好き。 アルジャーノンは出版社にハッピーエンドにするよう言われたという作者の言葉が載っていたけれど、従わないでくれて本当によかったよ…。 2026/03/18
kibita
13
1960年代短編を中心に、人間の知性、共感、倫理を問う一冊。『アルジャーノンに花束を』原型作を含み、「知性は幸福をもたらすのか」「理解は救いか」を掘り下げる。表題作「心の鏡」では他者の心を映す青年を通し、信じることの可能性と代償が描かれる。思考するコンピューターへの不安、シンギュラリティも現在のAI時代を予見する核心として浮かび上がる。古さを全く感じない。『アルジャーノン〜』は懐かしい。悲しくなるのでサッと流し読み。でも泣いた。2026/02/03
TI
7
「アルジャーノンに花束を」の元の中編も入ってる短編集。アルジャーノンは読んだことなかったが悲しい話だね。他の話はあまりピンとこず。2026/02/15
たけのうみ
1
32026/01/26
吉野川正敏
0
「アルジャーノンに花束を」の長編を読んで、ダニエル・キースのことに興味を持ったので、他にどんな作品があるか知りたかったので読んでみた。「エルモにおまかせ」は、ユーモアがあって面白く読めた。全体的にSFの話が多い気がした。「アルジャーノンに花束を」は、名作だと改めて思った。2026/05/03




