内容説明
◆労働省vs法務省の権限闘争と、
特殊な日本型雇用システムにあった!
労働政策研究の第一人者が解き明かす、驚きの真実
「開国論」vs「鎖国論」という知識人たちの浅薄な議論の陰で
起きていたこととは……
◎内容紹介
日本は外国人労働者に極めて差別的、技能実習制度は「現代版奴隷制度」など、国内外から批判されてきた日本の外国人労働政策。
80年代には、「開国論」対「鎖国論」が論壇を賑わせたが、日本の制度が歪んだのは、排外主義的な政治家や狭量な国民のせいとは言い難い。
本当の原因は、霞が関の権限争いと、日本型雇用慣行の特殊性にあった。
労働政策研究の第一人者で、元労働省職員でもあった濱口桂一郎が、驚きの史実を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Francis
12
「ジョブ型雇用」「メンバーシップ型雇用」の用語で日本の労働者の雇用形態の特殊性を明らかにした労働法研究者濱口先生の新著。冒頭から高校の頃から新聞などで読んだ「不法就労」など外国人労働者に関して登場する言葉に既視感ありまくり。恥ずかしながらどうして外国人労働者が「研修」だの「技能実習」だの日本人には良く分からない制度に押し込められているのか良く分からなかったのですがこれを読んである程度理解できました。何とこれも「メンバーシップ型雇用」を前提とする日本型雇用の特殊性の表れであり、しかも省庁の争いもあったとは。2026/03/15
みぐ
0
我が国の外国人労働政策に日本型雇用システムという規範感覚が影響を与えた結果、外国人「労働者」の正面からの受入を30年迂回させることになったというのが、本書における筆者の主張。それが妥当かどうか論評は避けるが、外国人の在留資格を定める過程において、図らずも日本の雇用社会におけるメンバーシップ型思想の強固さがあらわになるところが焦眉。2026/03/16
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