内容説明
レイキャヴィクのアパートの一室で、刃物で喉を切り裂かれた若い男の死体が発見された。残酷な殺人の犠牲者……。だが調べてみると被害者はレイプドラッグと言われるクスリを所持しており、酒に酔った女性にクスリを飲ませて意識を失わせ、レイプをしていた常習犯らしいことがわかる。男は自らの犯罪の被害者に復讐されたのか? 犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のエリンボルクは殺害現場に落ちていたスカーフの香りを頼りに地道な捜査を進める。世界のミステリ読者を魅了する北欧の巨人インドリダソンの人気シリーズ第7弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まさ☆( ^ω^ )♬
8
エーレンデュル捜査官シリーズ第7弾。待ち侘びたぞ。しかし何と、エーレンデュルは出てこず、本作はエリンボルクが主役のお話だった。殺害されたレイプ犯の真相を追う、警察小説としては文句なく面白い。エリンボルクの私生活も描かれており、思春期のクソガキの扱いに悩んでる姿がリアル。レイプ犯が殺された事には全く同情心が沸かず、エリンボルクと息子の関係の行方の方が気になった。さて、次回作はシグルデュル=オーリが主人公になるそうだ。この感じの悪い男 の物語も気にはなる。本当の姿を見てみたい。楽しみ。2026/01/29
いると
2
シリーズの主人公が行方不明の中、同僚のエリンボルクが軸となって、乏しい手がかりの中。女性ならではの視点で犯人を突き止めていく。そのミステリーとしての渋い流れもさることながら、このシリーズは、登場人物の背景や内面、地域社会の問題などが丁寧に描かれて、出てくる人物が立体感を持っていつも一人の人間がいると感じさせてくれる。今回も物語の登場人物であるのに心を痛め心配しながら文字を追った。結末はスッキリしたものではないと思う。そこに感じる怒りややるせなさが正義感に発するものならばそれは忘れてはいけないものだろう。2026/03/02
くまみ
2
ちょっと後出しっぽい展開が引っかかるけど、全体的には楽しめてあっという間に読み終えた。しっかり者の末っ子テオドーラが何とも言えずかわいい。そして、本来主役のエーレンデュル…次作も行方知れずのままのよう。どこで何をしているのやら、そちらも気になるところ。2026/01/26
かどの炭
1
捜査官エーレンデュルが不在の中、同僚エリンボルクを主人公としてある殺人事件の解決までを描く。エーレンデュルよりは家族仲が良さそうなエリンボルクも、思春期の息子、独立した養子との関係に悩む。レイプを取り上げた作品なので読む時は注意。2026/04/04
ぴなれろ
0
北欧作家の刑事小説。2026/03/15




