内容説明
「柘榴姫」と帝都で名を轟かせた少女は、自らの血が柘榴石という美しい宝石になる異能を持っていた――。
柘榴姫である朱織は、両親に大金と引き換えに売られ、座敷牢で囚われの生活を送っていたが、ある日、異能者の犯罪集団「鞘の会」に誘拐される。しかし間一髪で朱織を救出したのは、警視庁異刑部の藤司那月だった。
彼のもとで保護されることになった朱織は、鞘の会逮捕のために、那月と偽装婚約することに――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
6
自らの血が宝石になる異能を持つ少女がある目的のために警視庁の青年と偽装婚約する和風シンデレラロマンス。王道シンデレラロマンスに見せかけてバトル要素や明治の世で表現される現代にも刺さる要素などどこか変化球を交えた作品だったと思った2026/02/15
ごま麦茶
3
原因不明の奇病《狂想病》。かかった者は異様な能力が顕現する。朱織は血を流すとその血が紅い宝石に変化するため《柘榴姫》と呼ばれ、座敷牢での囚われ生活。ある日、異能者の犯罪集団に誘拐されかけたところを警視庁に務める那月に救出される。警護のために、ふたりは偽装婚約することに!囚われ生活での朱織の扱いが辛くて目を背けたくなる描写もありましたが、那月と出会ってからの、朱織と那月が少しずつ少しずつ近づいていくところにきゅーんでした!なんだか微笑ましいふたりでした。個人的にチセやフミさんがお気に入り。ほっとします。2026/01/15
鳩羽
2
謎の病、狂想病から生還した者は異能を得る。血液が柘榴石という様々な効力を持つ宝石に変わる異能を持った朱織は、そのために売られ、座敷牢に囚われていた。あるとき、犯罪集団に攫われ、警視庁異刑部の那月に救われた朱織は、那月に保護されることになり…。異能と異能がぶつかり合うバトルもの、偽装結婚、ある意味節操のない朱織の魅惑の異能でたらし込まれる面々という、ドタバタとした話。朱織が平凡ながらも一貫した意思を持った子で、応援したくなる。那月の魅力がよく分からなかったので、恋愛ものとしてはそれほどときめかなかった。2026/02/01




