内容説明
「性別変更した夫を父親として認める」という画期的な決定を最高裁で手にした家族の物語。
10代から大人まで楽しく読めて、性の多様性、家族の多様性を知ることができる一冊。
僕の家族は、四人。僕、妻、二人の子どもたちの四人家族だ。どこにでもいる、家族。
ただひとつ。
たったひとつだけ、違ったことといえば、僕が女の子として生まれたということだった。
荻上チキさん(評論家)推薦!
君のパパ、凄くかっこいいね。
ずっと生き抜いて、君と会うために闘ってきた。
これからさらに、誰かに闘いを押し付けなくても、
みんなが生きやすい社会にしていこう。
それがきっと、この本のメッセージだ。
性同一性障がいの診断を受け、戸籍の性別を女性から男性に戻し、結婚した著者。
妻がAID(非配偶者間人工授精)で出産した子の出生届を役所に出すと、「血縁がないのはあきらかだから」法律上の父親にはなれないと言われた!
納得できない著者は、裁判を起こすことを決意した。
勝訴までの闘い、著者と家族の歩みを、妻や子どもたちの視点も交え、若い世代にも読みやすく綴った一冊。
著者をすぐそばで支え続ける妻の手によるイラストも多数掲載。
巻末には、著者を支援した弁護士・山下敏雅さんによる解説を付す。
目次
はじめに――どこにでもいる、家族。
第1章 パパは女子高生だった
○パパは「男の子になりたかった」
○パパは武装した! バレたくなかった!
○パパ、女子校に行く
○あっ、ここ女子校じゃん! 恋多き「男」、パラダイスを生きる!
○男子トイレに入ってやったぞ!
○僕はコレだ! やっと自分が「何か」がわかる
○パパ、言っちゃった。勇気を出した
○パパは生き方を考えた
○やっとコイツともおさらばだ!
○あっ! この人と結婚したい!
○何で「親不孝者」?
○結婚するには、まだ問題があったんだ
○初めての海外! 初めてのタイで手術!
○ついに結婚したぞぉ!
○パパのウキウキ新婚生活
○パパは子どもがほしい
○ボク、来たよ!
第2章 父親になった僕
○僕の心はジェットコースター
○悩みに悩んで、悩みぬく
○僕たちは、ひとりぼっちだった
○パパは我が子にメロメロだ
○もうコレしかない! 裁判を起こしてやる!!
○やった! 家族が増えた!
○何でこんなにあっさりしてるんだ!?
○めっちゃ悔しい! 三人目が授かれない
○どーだ! まいったか! 大逆転でつかんだ勝利!!
第3章 私はいつも、良のとなりで
○こんなハズじゃなかった!
○出会いは八年前。すべてはそこから始まった
○とりあえず、付き合ってみるか!
○あたし、母親になる自信なんてない!
○「母親業」に精を出そうと思ったのに!
○かわいくてしかたない子どもたち
○夫婦って、家族ってそんなモノ
第4章 これがボクたち家族のカタチ
○お風呂の時間
○パパは講演活動を始めたよ!
○講演活動のあれこれ
○ちょっとずつ前進だ!
○この人と結婚したんやから、しゃあないか!
○キャンピングカーが我が家にやってきた
○幼稚園デビューのお兄ちゃん
○事件だ事件だ!
○ピカピカの一年生! 粘土工作をしながらがんばるお兄ちゃん!
○ボクはこれが好きなんだ!
○ボクたち、どうやって生まれてきたん?
○次はボクの番だ! ボクは幼稚園のもも組さん
○ボクたち家族の毎年恒例行事
○ボクたちはボクたち。「ひとつの家族」
おわりに――この本を読んでくださったみなさまへ
解説――多様性が肯定される、誰にとっても生きやすい社会へ(弁護士 山下敏雅)
感想・レビュー
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みとん
橘 由芽
kitten
Yuka
シュレッダ




