パパは女子高生だった――女の子だったパパが最高裁で逆転勝訴してつかんだ家族のカタチ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

パパは女子高生だった――女の子だったパパが最高裁で逆転勝訴してつかんだ家族のカタチ

  • 著者名:前田良【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 明石書店(2025/12発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750348957

ファイル: /

内容説明

「性別変更した夫を父親として認める」という画期的な決定を最高裁で手にした家族の物語。
10代から大人まで楽しく読めて、性の多様性、家族の多様性を知ることができる一冊。

僕の家族は、四人。僕、妻、二人の子どもたちの四人家族だ。どこにでもいる、家族。

ただひとつ。
たったひとつだけ、違ったことといえば、僕が女の子として生まれたということだった。

荻上チキさん(評論家)推薦!
君のパパ、凄くかっこいいね。
ずっと生き抜いて、君と会うために闘ってきた。
これからさらに、誰かに闘いを押し付けなくても、
みんなが生きやすい社会にしていこう。
それがきっと、この本のメッセージだ。

性同一性障がいの診断を受け、戸籍の性別を女性から男性に戻し、結婚した著者。
妻がAID(非配偶者間人工授精)で出産した子の出生届を役所に出すと、「血縁がないのはあきらかだから」法律上の父親にはなれないと言われた!
納得できない著者は、裁判を起こすことを決意した。
勝訴までの闘い、著者と家族の歩みを、妻や子どもたちの視点も交え、若い世代にも読みやすく綴った一冊。
著者をすぐそばで支え続ける妻の手によるイラストも多数掲載。
巻末には、著者を支援した弁護士・山下敏雅さんによる解説を付す。

目次

はじめに――どこにでもいる、家族。
第1章 パパは女子高生だった
○パパは「男の子になりたかった」
○パパは武装した! バレたくなかった!
○パパ、女子校に行く
○あっ、ここ女子校じゃん! 恋多き「男」、パラダイスを生きる!
○男子トイレに入ってやったぞ!
○僕はコレだ! やっと自分が「何か」がわかる
○パパ、言っちゃった。勇気を出した
○パパは生き方を考えた
○やっとコイツともおさらばだ!
○あっ! この人と結婚したい!
○何で「親不孝者」?
○結婚するには、まだ問題があったんだ
○初めての海外! 初めてのタイで手術!
○ついに結婚したぞぉ!
○パパのウキウキ新婚生活
○パパは子どもがほしい
○ボク、来たよ!
第2章 父親になった僕
○僕の心はジェットコースター
○悩みに悩んで、悩みぬく
○僕たちは、ひとりぼっちだった
○パパは我が子にメロメロだ
○もうコレしかない! 裁判を起こしてやる!!
○やった! 家族が増えた!
○何でこんなにあっさりしてるんだ!?
○めっちゃ悔しい! 三人目が授かれない
○どーだ! まいったか! 大逆転でつかんだ勝利!!
第3章 私はいつも、良のとなりで
○こんなハズじゃなかった!
○出会いは八年前。すべてはそこから始まった
○とりあえず、付き合ってみるか!
○あたし、母親になる自信なんてない!
○「母親業」に精を出そうと思ったのに!
○かわいくてしかたない子どもたち
○夫婦って、家族ってそんなモノ
第4章 これがボクたち家族のカタチ
○お風呂の時間
○パパは講演活動を始めたよ!
○講演活動のあれこれ
○ちょっとずつ前進だ!
○この人と結婚したんやから、しゃあないか!
○キャンピングカーが我が家にやってきた
○幼稚園デビューのお兄ちゃん
○事件だ事件だ!
○ピカピカの一年生! 粘土工作をしながらがんばるお兄ちゃん!
○ボクはこれが好きなんだ!
○ボクたち、どうやって生まれてきたん?
○次はボクの番だ! ボクは幼稚園のもも組さん
○ボクたち家族の毎年恒例行事
○ボクたちはボクたち。「ひとつの家族」
おわりに――この本を読んでくださったみなさまへ
解説――多様性が肯定される、誰にとっても生きやすい社会へ(弁護士 山下敏雅)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みとん

8
先生からのリクエストで中学校に購入した本。裁判関係の前に、まずは元女子高生のパパの人生が長男くん視点で語られる。わりとコミカルに語られるのでトランスジェンダーについて受け入れやすく読みやすい。それからパパ、ママ、次男くん視点で語られる家族の物語。性転換手術をしてママと結婚し、非配偶者間人工受精という方法で子どもを授かった。しかし出生届が受理されなかった。親と認めてもらえなかった。人権を無視した市役所の対応、周りからの冷たい言葉、そして始まった長期にわたる国との裁判。かっこいいパパがいる幸せな家族です!2021/03/10

橘 由芽

8
題名だけ見てもおおよその事情は想像できました。性同一性障害の著者は男性として家庭を持ち、その家族を守るために奮闘します。そこには本当に色々な(主に対世間や社会といったこと)問題があり、マイノリティの悲しさ辛さというものが伝わってきます。言い訳はいくらでもできたと思うのです。「親が、社会が、世間が、法律が、運命が・・・・」と。著者の前田さんが、それでも自分の幸せを追求して生きていこうとする姿は性別を超えて、人間として立派だなと思いました。2019/12/22

kitten

8
図書館本。タイトルが気になって借りてみた。これは小説ではなく、実話、ドキュメンタリーだった。性同一性障害の「パパ」が戸籍を男性にかえて結婚したのに、その子供の父親と認められずに裁判を起こした話。LGBTに対する法整備を進めた、画期的な逆転勝訴だった。男の子だから、とか女の子だから、とか、そういうの、もうナシにしない?全部まとめて個性でいいやん。もう少し時間がたつと、「これくらい普通、認められなかったなんて変な時代だったね」ってなってるといいな。2019/12/04

Yuka

4
乙武洋匡さんのヒゲとナプキンを読んでトランスジェンダーのことをもう少し知りたいなぁと思って。 戸籍を変えて結婚できるというのは知っていたけれど、子どもが嫡出子なのか非嫡出子なのかで問題があった過去があったなんて知らなかった。声を上げて戦う人がいないと変わらないというのがまだまだ色んなところにあるのだろうな。外の人の価値観でその家族が幸せかどうか判断する必要なんてない。本人たちの望む幸せを当たり前に得られる社会になったらいいなと思う。 そのためにも、【理解するのではなく知ること】ってすごく大事だなと思った。2019/12/26

シュレッダ

3
読みやすく、伝わりやすい。2021/12/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14520977
  • ご注意事項

最近チェックした商品