内容説明
徹夜で読み、何度も笑い、泣きました。
宮部みゆき
この作家は今後、幾度も幾度も、飽きることなくここから出発し、再びここに戻ってくるのかもしれない。
小池真理子
人生のすべてが詰まった
直木賞作家の大ブレイク作!
百合江の生涯は波瀾万丈だった――。
道東の開拓村で極貧の家に生まれ育ち、中学卒業と同時に奉公に出されるが、やがては旅芸人一座に飛び込む。
一方、妹の里実は地元に残り、理容師としての堅実な道を選ぶことに。
二人の人生は再び交差し、母や娘たちをも巻き込み、凄絶な数十年を歩んでいく――。
島清恋愛文学賞受賞作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小鳥
7
直木賞作家による人生を描いた大河長編小説。 百合江(ゆりえ)の波乱万丈な生涯に、心を動かされて胸がいっぱいになった…!新装版で購入して読めたことがよかった。宝物の一冊。人生を終える時、私は何を思うだろうか。どの出来事を思い出すのだろうか。 そんなことをふと考えた。直木賞の候補作にも選ばれたのがよくわかる描写だった。解説の小池真理子さんの文章もよかった。2026/02/01
デスカル
5
素敵な大河小説▼極貧の家庭に生まれた百合江、金持ちからやってきた里実▼百合江は好きな唄のために旅一座へ飛び込み苦労を重ねる▼里実は理髪店へ売られて手に職をつけチャキチャキとライフプランを作る▼百合子は流しや服飾作成でその日暮らしをする▼親同士が進めた結婚で2人は幸せになれない▼百合江は流しの間に生まれた娘を売られて成長して歌手に。歌唄いの時期には石黒ともいい関係に▼無一文となって、最後に最愛の旅一座の宗太郎が会いに来て「好きよ」と▼人の幸せは一般化できない▼百合江は娘を2人作り苦労したが人間らしく生きた2026/01/25




