角川文庫<br> 対怪異アンドロイド開発研究室

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角川文庫
対怪異アンドロイド開発研究室

  • 著者名:饗庭淵【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2025/12発売)
  • 春うらら!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/15)
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  • ISBN:9784041168769

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内容説明

「おばけは怖くありません。機械ですから」
彼女にはいくつかの優れた機能がある。話題が無限分岐し堆積していく雑談でも自然言語による受け答えができる。ZMPを見極めながら階段や斜面の昇り降りができる。補給なしに六時間以上の連続稼働ができる。ドアノブを掴んで回すことができる。――おばけが見える。
白川研究室は「出る」と言われる場所や噂を調査する対怪異アンドロイド・アリサを開発した。機械の彼女は、呪いも祟りも受け付けない。ゆえに、恐怖心もない――。深夜に山奥の廃村を調査したアリサは、搭載された機能を駆使して、さまざまな異常を検知する。白川教授の研究テーマに興味を惹かれ、初めて研究室を訪問した新島ゆかりが、アリサが持ち帰ったデータを見ると……。

恐怖を感知しない美麗アンドロイドVS.予測不能な「怪異」。
第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞を受賞した新感覚ホラー・エンターテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

56
つかみはオッケーだろうが女性タイプのアンドロイドが登場することの必然性を感じない…と思った。怪は怪としてむやみに正解を出さないのはありだが、なんだか中途半端な怪異との遭遇の連続だ…とも感じた。だがそれは物語りが進むに連れ、そうあるべき姿が視えることに依って、その意図は明らかになった。成る程、教授の使命感も、その狂気も、その一点に集約されていたのだ。だがしかし、これはまだプロローグに過ぎない…教授の投げやりともとれる判断の結果、対怪異アンドロイドは自律的に動き出してしまった。研究室との協力関係はここからだ。2026/02/09

ネムコ

20
対怪異用女性型アンドロイドを、怪が出没する場所に派遣し、調査する。それを行うのは大学の研究室。資金やら技術的なことやらツッコミどころはたくさんあるんだけど、アンドロイドとその創造主の白川教授の関係性の変化が面白い。怪というのは、幽霊が出たりするだけではない。自分の記憶や認識が信じられないというのは、この上ない恐怖だろう。2026/02/22

くろねこ

13
ある大学の研究室で開発されたアンドロイドのアリサは、人間と違い呪いなどの怪異の影響を受けずに調査が可能。その特性を活かして体当たりで怪異の噂を解明していく…のかと思いきや全然解明しない。 一つひとつの怪異は面白いのに、解決せずに次に行くからモヤる。これは最後にまとめて解決したよって解釈なのかなぁ…うーん。。2026/01/30

冬野

9
初読み作者さん。SFとホラーが融合した連作短編。「恐怖心を持たないアンドロイドが怪異調査をしたらどうなるか?」という思考実験はともすればキワモノっぽいが、しっかりとした民俗学とテクノロジーの知識に裏打ちされた物語は堅実で面白かった。怪異のバリエーションも豊富。予想外に人間ドラマも濃かったり、アリサに積まれた怪異判定AIの教師データはどこから来たのか?という謎の提示からのミステリ要素もあったり、多角的に楽しめて満足度が高かった。常識人枠なのに危うい性分を持った男子学生の青木が好き。続編も読みます。星:5/52026/01/23

かおすけ

8
【Kindle】怖がりません、呪われません、祟られません。だって、アンドロイドですから──。白川有栖教授率いる近城大学の白川研究室・通称「対怪異アンドロイド開発研究室」。そこでは巨額の費用を投じて、怪異調査専門のアンドロイド“アリサ”が作られていた。地図上には存在しない村、終電後に現れる異界行き列車、決して顔を見てはいけない女など、全国各地にある都市伝説として語られる怪異をアリサは観測し続ける。ストーリーはもちろんだけど、登場人物もひと癖もふた癖もあっておもしろかった。続編も読みたい。2026/02/22

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