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内容説明
「真値は決してわからない」という悩ましい状況のもとで行われる測定の信頼性の評価。産業界や科学技術の世界では,「不確かさ」(uncertainty)という指標が,測定の信頼性のものさしとして国際的に広く使われるようになっています。本書は,測定の不確かさについて馴染みのない人から,不確かさをどう評価してよいか日々苦労している人にまで,不確かさとは数値と格闘するだけの面倒くさいものではなく,とても奥深い刺激的なものであることが実感できる16のおはなしからなっています。
目次
1章 「不確かさとは何か」のおはなし ― 誤差と不確かさはどう違うのか ―
2章 不確かさ評価の骨組みのおはなし ― 不確かさ評価超入門 ―
3章 すれ違う確率のおはなし ― 偶然を表す確率とあいまいさを表す確率 ―
4章 測定モデルのおはなし ― モデルがないと始まらない ―
5章 偏微分のおはなし - 逃げるは恥だが役に立つ -
6章 タイプA評価の基本式のおはなし ―√n 分の1因子の由来 ―
7章 量子化誤差のおはなし ― 入れるべきか入れざるべきか、それが問題 ―
8章 測定していないものの不確かさのおはなし ― ひとつおまけの不確かさ ―
9章 有効数字と不確かさの深い関係のおはなし ― 有効桁ルールと不確かさ伝ぱ則 ―
10章 気軽に行う不確かさ評価のおはなし ― 机の幅を手尺で測る ―
11章 不確かさは不確かであるというおはなし ― 不確かさは信用できるのか ―
12章 測定のばらつきのおはなし ― 階層構造をもつばらつき ―
13章 やっかいな相関のおはなし ― 相関を手なずける ―
14章 情報量と不確かさのおはなし ― 測定の良さの指標は作れるか ―
15章 「何の不確かさ?」のおはなし ― 誤差評価と不確かさ評価の接点を探る ―
16章 勇気ある不確かさ評価のおはなし ― 過大評価の誘惑は乗り越えられるか ―
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