内容説明
もうだめだ――。スランプ中の小説家・響子は失敗続きで追いつめられた夜、導かれるように一軒の店に辿りつく。
【――本日、あなたのために貸し切り中】
夜10時58分開店。一日お一人様限定。少し変わったこの店の寡黙なシェフの絶品料理と、陽気なウェイターのもてなしに、響子のこわばった心はみるみる解けていき……。
人生に行きづまった人の前に現れる、不思議なリストランテ・ゴドー。今宵も、悩めるあなただけのとっておきのメニューを用意して待っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kimuchi
9
人生に行きづまった人の前に現れる不思議なリストランテ。話の最後はその話の主人公が前向きになるところが良かった。その後も知りたくなった。2026/01/22
ゆり
7
出てくる登場人物と職業が似ていたり、抱えている悩みが似ているので、共感しながら読みました。お料理よりお悩み解決の面が強いかなと思います。刊行当初の角川ごちそう文庫のような、心が温かくなる物語。続編が作れそうな終わり方だったので、好評だったらシリーズ化するのかな?と思いました。秋川滝美さんの『深夜カフェ・ポラリス』や長月天音さんの『キッチン常夜灯』が好きな方にはおすすめです。タイトル通り夜に読むのにぴったりです。2026/01/29
栗山いなり
7
悩める客のために貸し切りで料理を提供するレストランを中心に展開される物語。やっぱこの手の物語って心が洗われるような気分になるし何度読んでも良いものだと思える。ファンタジー要素を交えつつしっかり食べる事の重要性を改めて感じさせる作品だった2026/01/18
詠美
1
昼は多国籍な骨董屋。夜は多国籍料理を振る舞う異質なお店、リストランテ•ゴトー。 表の看板には「本日、あなたのために貸し切り中」寡黙なシェフの想像もつかない多国籍料理と陽気なウェイターの心配りで今夜も客の心を満たしていく。2026/01/09




