内容説明
きみを守ることが罪なのか――。攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。掴んでは消える解決への糸口。やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。大いなる陰謀に巻き込まれた、レルファンとエスタの運命は……。深い余韻を残す王宮ロマンス、万感の終幕。文庫書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
33
下巻に入ってちょっとスピードアップしたけど、やはりそんなに楽しめなかった。後だしの重要人物とあの人との関係や過去もあいまい。ハッピーエンドじゃないし。盛り込みました。と作者が書いているように、てんこ盛りだけど、私には雑な印象でした。もっとじっくり書かれてたら違ったかしら。残念。2026/01/19
nyanco
26
下巻になると一気にミステリー色が濃くなり、ページを捲る手が止まらなくなりました。王位継承争い、幼い王子・王女が何人も続けて亡くなるのが辛い。 リルのキャラクターがとても良くい、エルファンにはエスタという想い人がいて叶わぬ恋、それでも傍にいたい、エルファンから指輪を贈られた際のリルが可愛すぎるだけに恋心が切ない。エスタとリルの関係、彼女たちが背負ってきたものが明らかになるが残りページ僅かになってもまだエスタが見つからない。やっと見つけ出したエスタなのに…バッドエンドが悲しすぎました。 #NetGalleyに2026/01/09
akiᵕ̈
24
上下巻合わせての何とも読み応えのある作品だった。王国の神話に私欲の為だけに、どれだけ多くの人の命を巻き込んだのか。そこに巻き込まれ、愛しい人との間を翻弄されたレルファンとエスタ、そして叶わぬ恋と自分を納得させ、ただひたすらに職務を全うしたリルの健気さには胸を打つ。切なさを伴うけど、ラストのこの結末が相応しいであろうと心は凪いだ。2026/01/02
NAOAMI
11
自分の子すら手にかける鬼畜黒幕、王の命に逆らっての非公式捜査とはいえ、もうちょっと準備して乗り込んでも良かったんじゃ?運命の姉妹のどちらかが死ぬんやろなとフラグ立てまくってたリルを心配しとったが、不死身=首を落としても死なない!敵との一騎討ちでどうやら最期の秘策が見えてくる。終盤は読む手止まらず一気読み。「従者を連れて」の旅立ちがせめて二人の幸となっていれば救われる。ロマンスなんて柄にもないと思ったが、ベタベタ・どろどろ感がなく良かった。酒の買い出し伏線がラストに生きての逆転はミステリオチとして良かった。2026/01/14
よっぴ
8
後半に入り一気にミステリー色が濃くなってくるに連れて先が気になり過ぎて一気に読んでしまった。壮大な王宮ファンタジーでありミステリーであり恋愛要素も存分に凝縮されている上質な物語だった。2026/01/13
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- 電子書籍
- ナチュリラ 2018年 11月号




