内容説明
思いやりと気配りで、生徒からも教職員からも大人気だった篠原先生が――学校の屋上から飛び降りて死んだ。誰にでも分け隔てなく優しかったはずの篠原先生から、ただひとり「いじめ」を受けていた中学二年生の満島紗枝は、どうしても納得がいかない。
――絶対に、自殺じゃない。
篠原先生を崇拝していた下級生の茉莉花と共に、紗枝は先生を死に追いやった真犯人を探す。二人の前に、次々と明らかになっていく聖職者の真実とは……。
「善い先生」「正しい学校」「楽しいクラスメイト」
全部全部嫌いな、あなたのための学園ミステリ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
67
生徒たちに大人気の英語教師、篠原エミがある日学校の屋上から飛び降りる。なぜ彼女は自ら死を選んだのか?それとも…。皆が篠原先生を褒め称える中でひとり先生からイジメを受けていた生徒、紗枝。誰にも言えずに悩んでいた紗枝はこれで自由になれるのだと喜ぶがなぜか釈然としない。あの先生が本当に自殺などするのだろうか?後輩の茉莉花と共に先生の死の真相を探っていくと見えてくる教師の裏の顔。次々と明らかになる真実と何かを隠している大人たち、違和感だらけの事実。展開は面白いのだが、説明不足の結末に合点がいかずモヤモヤが残る。2026/01/24
さちこ
44
なんかとっ散らかってる印象を受けた。テーマがわからなかった。2026/02/05
ゆっき
34
初読みの作家さんの学園イヤミス。みんなに好かれていた先生が屋上から飛び降りた。何があったのか。納得のいかない紗枝と後輩の茉莉花が真相を追うことに。タイトルに興味をもって借りたものの、何もかも中途半端でモヤモヤが残って残念。紗枝の境遇があまりにも辛い。「辛い子や頑張ってる子ほど、大丈夫じゃなくても大丈夫って言うんです」共感できたのはこの言葉だけ。足の痛みを我慢してまで続けなくていい。これから紗枝が楽しい中学校生活を送れますように。2026/02/11
イカまりこ
8
中学生が主人公なので事件の真相をとことんまで突き詰めるわけじゃない。だから読後に謎が残る。どういうことだ?って考えて大人はさらに絶望ややるせなさを感じるんじゃないだろうか。生徒に人気の教師が転落死。殺人だと騒ぐ生徒と、温度差はあるものの死の真実を確かめたい主人公。めっちゃ重いテーマ。だけど前述の通り、子供の視点。人の悪意をまだ知らない感じが伝わる。知らないまま大きくなれれば幸せかもだけど、社会の厳しさを知るのも大事…ああ、加害者と同じことを言ってしまう。マイルドな雰囲気を纏ってるけどえげつない事件だらけ。2026/02/17
Shuichi Hasegawa
5
★☆☆☆☆2026/03/11




