内容説明
辻本陽菜の税理士としての初出勤日。所長の藤村が急に倒れ、代わりに相続を担当することになってしまう。神経の細い陽菜は、震えながらも遺族に説明を進めるが、長男の気迫に押されピンチに。その時、「何か」が陽菜の体に入り、その場を収めていた。その正体は、エリート税理士(イケメン)の幽霊で!? その幽霊――飯田の助けを借りながら、相続手続きを進めていく陽菜。だが、ふたつの遺言書が見つかったり、愛人が現れたり、借金の連帯保証が発覚したり…次々と壁が立ちはだかる。「依頼人に入れ込みすぎるな」と言う飯田に対し、陽菜は? 著書に『残念な相続』<令和新版>(日経プレミアシリーズ)などがある、ベテラン税理士の内藤克氏による原案・監修。読めばハラハラドキドキ、相続の勉強にもなる痛快お仕事小説。
目次
第1章 遺言パニック!
第2章 隠し子ミステリー!
第3章 連帯保証ノーサンキュー!
第4章 同族経営クーデター!
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
ようやく試験に受かった辻本陽菜の新米税理士としての初出勤日。所長の藤村が急に倒れ、代わりに相続を担当するお仕事小説。ベテランの税理士も引退し、所長が突然入院したことで動揺する陽菜が直面する、建設会社社長の失踪宣言と財産相続の相談。遺族に押される陽菜を救った、エリート税理士の幽霊・飯田の存在。彼の助けを借りながら相続手続きを進めるものの、ふたつの遺言書が見つかったり、愛人と子供が現れたり、トラブル続きで最後までなかなか激動の展開でしたけど、その中で成長していった陽菜が迎える意外な結末もなかなか良かったです。2025/12/17
るる
0
家族の争族問題。これだけ面倒ごとが立て続けに発覚する家族ってあるのだろうか…主人公に同情するけれど、プロとして家族と向き合う姿勢には心を打たれるものがあった。やっぱり「うちは相続で揉めるわけない」という慢心は危険ですね。終わり方は綺麗で良かった。2025/12/24




