他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学

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他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314010245
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0011

出版社内容情報

******************

<社会不安>に悩む人の
    「思いこみ」をときほぐす
  **読む心理療法**

心のメカニズムから
  克服法までをやさしく解説

逃げたくなるのには
    ワケがある・・・・・
 ●ドキドキして会議で発言できない
 ●初対面の人と話ができない
 ●人から見られていると字が書けない
 ●人前で赤面するのが怖い・・・

*******************

     序 章  社会不安はだれにでも起こりうる

第1部 社会不安はこう現れる

  第1章  四つの状況 ・・・ 私たちが社会不安を感じる時
          1 他人の前で発表する、演技、演奏、競技をする
          2 よく知らない相手と話をする、異性と会話を交わす
          3 他人に何かを要求する、自己主張をする
          4 他人に見られながら日常的な行為をする

  第2章  身体は不安を知っている
          不安を感じる時、身体はどんな反応を示すか
          さまざまな身体反応、さまざまな悩み
          赤面症と赤面恐怖
          身体反応には意味があるのか

  第3章  行動が不自然になる
          1 他人とのコミュニケーションがぎこちなくなる
          2 社会不安を感じる状況を回避する、逃避する
          3 極度に消極的になる、攻撃的になる

  第4章  ものの見方がネガティブになる
          パターン化する思考
          不安を感じる状況での三つの思いこみ
          予期不安 ・・・ <最悪のシナリオ>を描いてしまう
          不安は常にそこにある
          不安が現実になることはあるか

第2部 社会不安の四つのタイプ

  第1章  あがり症
          あがり症、それとも社会恐慌?
          どんな時にあがってしまうか
          異性の前で・・・

  第2章  内気
          内気とは何か
          内気な人が恐れているもの
          内気さはどのように外に表れるのか
          内気な人の長所
          内気な人の苦しみ

  第3章  回避性人格障害
          不安を感じる状況を常に避けようとする
          常に先回りしなければならない苦しみ
          自分の回避行動を正当化する

  第4章  社会恐怖
          社会恐怖とは何か
          ふたつの社会恐怖
          苦手な対象に対する激しい恐れ
          徹底した回避行動
          社会恐怖が及ぼす影響
          社会恐怖と依存症
          社会恐怖とうつ

第3部 どうして社会不安を感じるのか

  第1章  脳が不安を作りだす
          脳のふたつのはたらき
          脳コンピュータの六つのエラー
          心の奥にひそむ絶対的信念
          相手に気にいられたいという思い
          過剰な自意識

  第2章  社会不安はどこから来るのか
          絡み合う三つの要因
          遺伝 ・・・ 社会不安の生物学的要因
          家庭環境とトラウマ ・・・ 社会不安の心理学的要因
          時代と文化 ・・・ 社会不安の社会学的要因

第4部 社会不安を克服する

  第1章  薬物療法と心理療法
          薬物療法
          心理療法
          薬物療法と心理療法の併用

  第2章  もう逃げださない
          エクスポージャー法の実践
          実例 ・・・ アランのケース

  第3章  上手にコミュニケーションする
          社会能力を伸ばす
          実例 ・・・ アニータのケース

  第4章  ものの見方・考え方を変える
          認知療法のプロセス
          実例 ・・・ フィリップスのケース
          フィリップスへの認知療法

  第5章  軽度の社会不安を治療すべきか
          発展途上の社会不安研究
          あがり症のジャン=ミシェルのケース
          赤面恐怖のパトリシアのケース
          軽度の社会不安の治療について
          ひとりでもできる認知行動療法
          個人カウンセリングによる社会不安の改善

  終 章  自分が裸であることに気づいたら・・・・

内容説明

対人関係において、不安や恐怖(社会不安)を感じる人は多い。どのような形でそれが現れるかは人それぞれだが、放っておくと仕事や日常生活にも影響が及びかねない。いったい何が人をそうした状況に陥らせるのか?精神科医のコンビが、豊富な実例や図表、コラムを交えながら、社会不安のメカニズムを平易に解説。社会不安に悩む人の「思いこみ」をときほぐしながら、克服・治療の方法も提示する。

目次

社会不安は誰にでも起こりうる
第1部 社会不安はこう現れる(四つの状況―私たちが社会不安を感じる時;身体は不安を知っている ほか)
第2部 社会不安の四つのタイプ(あがり症;内気 ほか)
第3部 どうして社会不安を感じるのか(脳が不安を作りだす;社会不安はどこから来るのか)
第4部 社会不安を克服する(薬物療法と心理療法;もう逃げださない ほか)
終章 自分が裸であることに気づいたら…

著者等紹介

アンドレ,クリストフ[アンドレ,クリストフ][Andr´e,Christophe]
精神科医。トゥールーズの大学で精神医学を学んだあと、パリのサン=タンヌ病院に勤務。社会恐怖および集団精神療法の専門家で、企業の顧問医も務めている。また、パリやボルドーなどいくつかの大学で講座を持っている

レジュロン,パトリック[レジュロン,パトリック][L´egeron,Patrick]
精神科医。ストレス、不安障害、気分障害、認知行動療法の専門家で、パリのサン=タンヌ病院で診療にあたるいっぽう、1989年に自ら設立した企業向けの相談室を主宰。「認知行動療法ジャーナル」誌の編集長も務めている

高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家。高野優フランス語翻訳教室主宰

野田嘉秀[ノダヨシヒデ]
フランス語翻訳家

田中裕子[タナカユウコ]
フランス語翻訳家、フリーライター、フランス料理店経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

35
他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学。クリストフアンドレ先生とパトリックレジュロン先生の著書。精神科医であるクリストフアンドレ先生と同じく精神科医であるパトリックレジュロン先生が、人間が対人恐怖、社会恐怖や社会不安を覚えるメカニズム、ストレスや不安障害、気分障害の克服手段をわかりやすく解説した良書です。とても読みやすい内容になっているのは翻訳が良いのかもしれません。2018/12/13

詠(よみ)

10
「あがり症」「内気」「回避性人格障害」に「社会恐怖」。社会不安を4分類した,わかりやすい一般書として読めるもの。フランス人執筆者なので 例示には少し違和感を感じるが(日本でそんなことは起きない…など),たくさんの例と 起伏に富んだ文章は 読みやすさを感じた。ただ,結局どの人に向けて書いているか よくわからないのが 少し残念なところ。ACTでも 個人実践ができるように書くなどしたら,汎用できるのにと思ってしまった。2016/12/26

ank

9
やっぱり社会不安障害じゃん!何人の医者に言ってきたか、今の主治医にもこの本にのっているのとそっくりな私の症状を伝えているのに、そうなの~僕もそうだよ~って感じ。震えや赤面になったときの屈辱。おみゃえにはわからんだろうにゃー!!2017/04/19

西嶋

8
ぶ厚さに怖気つきそうになるが、中身は事例紹介が半分くらいなので、おそれていたほどは時間かからず読めた。網羅的な内容で、社交不安障害的な症状をなんとかしたい、詳しく知りたい方には良いかも。ただ対人関係療法とAHについて水島さんの本で補足されることをすすめたいです。2015/07/13

日向夏

6
あがり症、内気などの対人関係の社会不安についてどのような状況でどのような症状が出て、なぜそうなってしまうかの理由から治療法まで、とてもわかりやすくまとめた本。社会恐怖までではないにせよ、あてはまることがたくさんあり、自分のことを理解するのに非常に有用であった。逃げ出さずにあえて嫌な現場も意識して経験してきたけど、不安はなくならないので、やっぱりものの見方〈認知〉を改善する必要があるんだろうな。2020/08/14

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