内容説明
中国の近代史を、日本からの広範な影響抜きに語ることは考えられない。辛亥革命の主人公たちはほぼ全員、日本滞在経験があり、革命団体も東京で結成されている。しかし、こうした史実は、共産党による自国中心のプロパガンダによって上書きされてしまっている。対中外交に職業人生を捧げてきた前中国大使と安倍官邸外交のキーマンが、実務家の立場から日中の歴史を再検討し、「ほんとうの中国」の姿を描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みんな本や雑誌が大好き!?
2
兼原氏は、元内閣官房副長官補。垂氏は元中国大使。そんな二人が、自由自在に語り合ったのが本書です。辛亥革命の主人公たちはほぼ全員、日本滞在経験があり、革命団体も東京で結成されているし、シナ事変では、日本軍と戦ったのはもっぱら蒋介石の国民党軍。毛沢東率いる八路軍は「潰走」して戦力保存に務めていた「不都合な事実」など、日本人としては常識的な事実・テーマも語られていますが、中国人はむろんのこと、日本人とて偏向教科書しか読まないでいたら、本書で語られている「日中近現代史」は新鮮に聞こえることでしょう。 2026/04/04
とむぐりーん
2
現在の中国の政治・経済の状況が、2人の論客の対談の中で、広範囲に理解が深まった。垂前中国大使の「日中外交秘録」の読後に、購読した。習近平中国の実態や歴史的な背景を深く理解するための好著。習近平失脚の報道が以前、TV等のワイドショーで何度か、取り上げられていたが、その背景などにも、踏み込んで記載されている。(10章)日清、日露戦争時代の中国政治家への日本国の果たした役割にも、誤解を恐れず、記載されており、日中史の史実の追跡にも資する本。2026/03/29
風鈴
2
実務家が語る中国共産党の歴史。そんなに熱くならず、淡々と語っていて良かったです。2026/02/05
ゆう
1
対談形式なので読みやすいです。日本は真面目なんですね。誠実に接すれば向こうもそうしてくれると思っている。もっとしたたかな外交が必要なのですね。2026/03/29
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