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内容説明
資本主義と技術が五感を作り替えた! デパート、新素材、VRまで、我々の身体と世界の“感じ方”はどのように商品化されたのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読書一郎
10
われわれの感覚「心地よいと感じる音」「よい匂い、不快な匂い」等々は、時代背景や文化によって「作られている」と主張する本です。切り口はすごくおもしろそうなのですが、実際の中身は、割にありきたりの消費社会論、資本主義批判みたいな感じでした。もう少し歴史学のアプローチがほしかったなあ…と思います。若い著者なので今後に期待、かもしれません。2026/01/09
pppともろー
7
個人的な感覚も実は歴史的・文化的に作られ、政治的・支配的なツールとしても使われてきた。感覚をどのように認識するか。とても面白い。2026/02/18
駒場
7
なんとなく感覚(快・不快)って普遍的と思われがちだが、生物学的な感覚器官の働きが同一でも、認識や意味付けは変わるという話。そして感覚と一口に言っても、西洋では視覚が知性と結びつく感覚として優位性が強調されたり(資格中心主義)、と感覚そのものに対する認識も普遍的ではない。感覚というものを生物学的にだけでなく、人種やジェンダーの視点も含め様々なかたちで研究するということがあることを知った。匂いは他者性や劣等性、支配の象徴として使われてきた話とかね、『パラサイト』じゃん!2026/01/03
トーテムポールさん
2
大正日本のデパートで花開いた文化から、現代のVRやジェンダー問題までを「感覚史」の視点で横断。副題にもなっている、プラスチックやガラスにセロハンといった素材が社会の中で一般的な感覚となって行くまでを題材とする4章と、遊園地やパック旅行を元に、感覚がパッケージング化されるまでを示した6章の内容が特に、消費主義の中での感覚の変遷、という意味でとても興味深かった。資本主義、消費主義の影響を本書通してのテーマとしているが、単なる現代批判で終わらず、冷静に変化していること自体を受け止めている姿勢で一貫しており好印象2026/01/27
かい
2
「感覚」って生来的なものにも思えるけど、社会や時代の規範、文化によって形作られていくものなのだねっていう。すべてがパッケージ化されていく世の中は、画一的だと言われつつも便利で楽でもあるからね。2026/01/11




