NHK出版新書<br> 中国TikTok民俗学 スマホからはじまる珍神探訪

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NHK出版新書
中国TikTok民俗学 スマホからはじまる珍神探訪

  • 著者名:大谷亨
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • NHK出版(2025/12発売)
  • 寒さに負けない!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/15)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140887547

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内容説明

これがSNS時代のフィールドワーク術だ!

中国は宗教大国だった!? 奇っ怪な神々が跋扈する中国各地のディープな信仰世界を、TikTokを駆使した「お手軽フィールドワーク」で活写する前代未聞の民俗学ルポルタージュ。福建在住の異色の民俗学者が描き出す、知られざる中国の素顔に刮目せよ! 驚きの取材写真180点超もフルカラーで一挙収載!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

19
抖音にアップされている動画を手がかりに中国内地の淫祠邪教……もとい民間信仰を探る試み。通常中華圏の民間信仰というと台湾や東南アジアでの報告となるのだが、前作に引き続き大陸をメインフィールドとし、文革によって廃れたとされていたシャーマニズムなどの民間信仰がしっかり生き残り、かつ現代的な展開を遂げていることを生々しく報告。豊富なカラー図版とともに中国の旅あるあるも追体験できる。前作のテーマの無常信仰にも続考があり、読み応え抜群。2025/12/12

kenitirokikuti

13
著者の前著『中国の死神』を少し読んでいたので、これが何なのか気がついたのだった。いろいろ取り締まりが厳しそうに見える2010-20年代の中国だが、それは都市の話であって、やはり農村に行けば怪しげな開運グッズとともにキッチュな偶像神が跋扈しているのだった。日本式大黒天というかいわゆる「福の神」が売られたり、狐神の亜種としてボディコンギャルふうの九尾狐の画像とか、ドンキみたいなあれこれがおもしろい2025/12/13

キャリー

11
面白かったー!前作は論文を一般向けにしたものだったので真面目な部分も多かったけど、今作はより文章が軽快で読みやすい。生きた民間信仰というのは変化し続けているんだというのがよく分かる。新しい信仰対象も次々と現れているし、その信仰対象がセクシー九尾狐だったり日本から逆輸入された大黒天だったりとなんで!?と思うようなことばかりだけど、その謎の考察もこれまた面白い。そして各地での取材模様というか、単純に旅行記としても面白い。清原似のタクシーの運転手さんに詰め詰めにされて雪道を行く件好き。2025/12/12

Ayana

10
めちゃくちゃ面白かった!中国版TikTokには、民俗学者が涎を垂らすほどの習俗ショート動画が溢れているらしい。著者はスマホ片手にビビッと来たところへ赴く。豊富な写真と軽妙な文体で書かれたレポートだ。ビジュアル強めな珍神たちには度肝を抜かれた。特に無常。そして中国、シャーマン多すぎ。憑依しすぎ。はちゃめちゃで自由で適当だけど、時に憩いの場となる民間信仰。だいたいが原色ギラギラ。なんかいいなぁ。自分のいる社会だけが世界じゃない。元気が出た。2025/12/24

あいかわ

8
面白すぎた!今年読んだ本のベストに入ると思う。中国版TikTokを起点に、多種多様なリアルローカル宗教を訪ね歩く。ド派手なお盆フェス(中元普渡=怨霊供養)や春の死に神パン祭り(無常という死神をおろしたシャーマンがゴミャアというパンを投げ、福をまき災いを退ける)なんて、祭好き日本人の大好物ではないか?個人的に一番面白かったのが5章の大黒天の逆輸入。昔、密教と共に伝わり大国主命と習合して可愛いおじさんの形となった大黒天が、なぜか中国に逆輸入され信仰されている……?!気になる方はぜひ本書を読んでほしい。2026/01/03

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