内容説明
総動員数13万人突破!
『行方不明展』の梨×株式会社闇×大森時生が手掛ける “恐怖心”をテーマにした話題の展覧会を完全書籍化。
書籍オリジナル展示1件に加え、綿矢りさ書き下ろしコラムを収録!
展示会パンフレットに収録された、ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)書き下ろしコラムも再収録。
誰しもの心にある“恐怖心”。それらが可視化された時、新たな恐怖が呼び起こされる。
怖いものって身近にある。身近にあるものは怖くなりうる。
──ましろ爻(にじさんじ)
この可視化できない霧を求めて、私は恐怖を求め続ける。とりあえず空気清浄機の側で本を読もうか。
──綿矢りさ
あなたに、我慢できないほど怖いものはありますか?
※収録内容の一部はフィクションです
「恐怖心」とは
あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安。
単なる命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあります。これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴います。
『恐怖心展』では、「先端」「閉所」「視線」といった、様々なものに対して抱く「恐怖心」をテーマにした展示物を収録しています。
これらを通して、あなたの恐怖心に向き合うきっかけになれば幸いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
14
私がはっきり自認しているものは、広場恐怖だが、この本を読んでいると何となく苦手だと思うものが結構多い。例えば髪の毛。髪の毛は人の体から離れると途端に気味の悪いものになる。割れそうな風船も、刃物の先端も男の人の笑い声も苦手だ。そんな薄っすらとした恐怖心に気付いた。だが、対処法は書いてない。2026/03/01
XX
7
「怪文書」「行方不明展」はどこか現実を錯覚させる迫ってくるような怖さがあったけれど、こちらは抽象度が増したせいかインパクトが今イチ。「恐怖」という概念を目に見える形で展示することの難しさを思い知る。先端・集合体恐怖ならまだしも、視線恐怖症などはQRコードで見せる動画も再現ドラマのようで醒める。音恐怖症の赤ん坊の泣き声が怖いのは、声そのものというよりも突然泣き声が止んだ後の沈黙が意味するものを想像して怖くなるのでは?と思った。ただ映像ではないモノの展示は実際に見ると感じ方もまた違ってくるのだろうけど。2026/01/25
らきむぼん
6
さすがに実物を見たほうがいいとは思うけれど、いつでもどこでも好きな展示を思い返してページをめくれるのは書籍のいいところだ。 実際の展示とほぼ同等の内容で、パンフレットに書かれていたコラムも読める。追加の内容もあり、満足度が高い。 こういった、単なる好奇心を超えた心の形を浮き彫りにするような展示がいつでも物理的に近くにあることは嬉しい。2025/12/30
ヒエロニムス
3
★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎1 テレ東の「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」のPがひと噛みしてるとか。 人が何に恐怖を感じるか、それっぽくまとめてるけど、元々は展示会で見るやつだったからなのか、本で見ても面白くない。 ネットでまとめてるこれ系の画像とか動画の方が刺激は強い。つまり、中途半端。2026/02/22
ふみ
3
行きたくて行けなかった恐怖心展。書籍が出版されたようでありがたく読みました。他人の恐怖心の対象物を次々見ていくことで、なんとなく不安になってくる。そして今まで怖くなかったものがこの本を読むことで怖く感じるようになったら嫌だなあ、という恐怖心への恐怖心。実際に現地で鑑賞したら、数日は忘れられないんだろうなあと思う。2026/01/18




