ちくま文庫<br> 人間失格

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ちくま文庫
人間失格

  • 著者名:太宰治【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 筑摩書房(2025/12発売)
  • たんぽぽ揺れる!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/12)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480440730

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内容説明

己は人間として「失格」なのだと断ずる男・大庭葉蔵は、三つの手記と三葉の写真を残して消えた。1948年、入水直前の太宰治が筑摩書房の雑誌「展望」から放った異端にして普遍の世界的人気作。初版単行本表紙&本作冒頭の直筆原稿を掲載したカラー口絵付き。

目次

人間失格/作家案内 安藤宏/解説 多和田葉子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shikashika555

40
多感だった頃、太宰が好きだった。 しかし今読み返したら、もう書くのが憚られるくらいの罵倒語がまず出てくることの驚きよ。 これが歳をとるということなのか。 社会に適応できているということなのか。 弱さ情けなさ、生きることの迷いと、なぜ皆には分かっている(ように見える)ことが自分には分からないのかという不安と悲しみと心細さ。自分だけがはみ出ているように感じる胸の詰まり。 そんな感情たちのほとんどをいつの間にかどこかに置いてきてしまった。 もう私は、若い頃の私には寄り添ってやれないのかもしれない。 2026/03/01

lis_lum

1
学生時代に読んだ時より客観的に読めたのだけれど、かつては学校というものに馴染めなかった自分を、葉蔵に重ねてたんだな。 自身が社会人になった今となっては、葉蔵は明らかにモテまくってて、自分と重なる部分は少ない。でも、生き辛いなと感じる事は一緒だなとも思う。 解説にあったけれど、葉蔵が家族での食事で幸せを感じることが無かった事、そうして家族との関係を深める事が出来なかった事が、彼のその後の人生を物語っているのが切なかった。2026/02/15

福井 康

0
まったくもって最低の道楽というか色濃い人間を描き切っているな、、これもそもそも金持ちの子供で無ければなしえない事だ、 何が文学の飲み食い肥やしになるかわからないけど自分の金で食ってないやつは、最後はどこそやの肥やしにはなるのかもしれない。 次回はメロスを読んで見たい、、2026/03/05

いつき

0
すごく久しぶりに読んだ。葉蔵のやっていることはただのだらしなさ、弱さ、甘えというより、その暴力性を理解しながら周りの女に「許し」を求めている(というか半ば強制している)という点である種の悪なのではないか、という疑問を持ちつつ読んでいたので、作家案内の議論はなかなか興味深いものだった。こういう所謂名作を読むのもたまにはいいね。2026/01/02

hironao

0
読了後なんとなく時計仕掛けのオレンジを思い浮かべた2025/12/17

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