内容説明
不死の呪いを持つ少女・麗娥(れいが)は、十八の時に故郷を敵国に焼かれるが、死ぬこともできず何十年も生きながらえている。
唯一の心の拠り所は、呪いを解いてくれるという「運命のつがい」の存在だけだった。
100年の時を生きた頃、遂に「運命のつがい」である楷翔(かいしょう)と出会う。
これで呪いが解けると喜ぶ麗娥だったが、期待とうらはらに楷翔は彼女を捕らえて王宮へ連れて行く。
どうやらこの国では長年まともな王が立たず、荒廃の一途をたどっていたのだが、占星術師が「不死の呪いを持つ少女が次の帝を指名すれば混乱は収まる」と予言したらしい。
王宮に着いた麗娥は、三人の皇子候補の中から帝を選べと迫られる。
当初は呪いを解くために楷翔を求める麗娥だったが、やがて国の惨状や皇子たちの事情を知り、国を救うために皇子たちの中から帝を選ぶか、自らのために王宮を逃げだして庶民である楷翔を選ぶか揺れ始める。一方で楷翔も徐々に麗娥に惹かれ、彼女の呪いを解く方法を独自に探し始めて……。
運命に翻弄される二人が選び取る、最善の道とは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
11
死ぬことができない“蓬莱の呪い”を持つ麗娥は、運命の番いとなる楷翔と出会うが、彼に王宮に連れていかれ、帝の指名を命じられる。 楷翔のヒーロー力が高すぎて、何度も悶えてました。 普段はだらけているのに、ピンチのときは駆けつけてくれるヒーロー、素敵ですよね! 麗娥の成長もしっかり描かれているところも良かったです。特に終盤の麗娥がめちゃくちゃ格好良かった!2026/02/10
愛華
1
運命の番と結ばれるまでは死ねないという設定は面白いなと思って期待して読みましたが、設定倒れといいますか、時代を飛んでたりして本当に100年孤独を味わってる感じではなかったので、期待したほどではなかった。いっそのこと運命の番ではない人を好きになって、死ねないなか恋物語を展開していくとか、そんな話し運びの方が結末をどうするかで気になったと思う。安易な設定のみで深みがなかった。2025/12/17
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- 電子書籍
- やさしい雪が降りますように




