内容説明
■■■『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』待望の続編!■■■
あなたの部下やお子さん、こんな感じじゃないですか?
仕事にも出世にも興味がない
締切が来ても残業しない
権利主張が強い
自己評価が高い
アウトじゃないけど微妙に失礼
安定志向が強い
いつでも親が味方
先輩世代から大切にされる
無菌化された労働環境
飲み会でも守られる
自分がよければそれでいい
日本の衰退を気にしない
将来展望がない日本でも十分幸せ……
前著で若者たちの「いい子症候群」をリアルに描き話題となった著者が、最新の知見とデータをもとに、再び若者心理の謎に迫ります!
目次
第1章 安定志向が止まらない
第2章 今の子たちは窮屈でかわいそうな存在か
第3章 「がんばるくらいならこのまま衰退していい」6割
第4章 理想の上司はとにかく全部わかりやすく教えてくれる人
第5章 気づかい世代の40、50代と「鬼つよメンタル」の20代
第6章 男子はこっち、女子はあっち
第7章 なぜ「安定志向の若者たち」は生まれたのか
第8章 先輩世代の皆さんへ
最終章 若者世代の皆さんへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
140
今の若者はケシカランではなく、むしろ今の若者をそうさせてしまった社会と大人達がケシカラン、という結論に行き着き、全くその通りと思いました(若者達よ、申し訳ない!)。「失敗を許さない世間の目」と「頑張っても報われない経済の停滞」という我々大人たちが作り上げた構造が諸悪の根源。しかしよ、我々大人達はこんなことを予想できたかな?ただひたすらに失われた30年と云われる時代を一生懸命に生き抜いてきた結果がこれかよ!うわぁ~~ン(号泣)。2026/05/25
hiace9000
126
イノベーション論の専門家による若者・人材育成論。これが実にオモシロい! 詳述される今の若者の実態と内面への鋭い洞察。ユーモアを交え繰り出される実例は、身の回りの若者像と悉く合致!あまりに正鵠を射る実態に吃驚。横並びと安定を求める今の若者像は、それを切望してきた親・教師・上司世代の願いの皮肉なる帰結―という指摘も肚落ち。「違う」からこそ関心を持ち歩み寄る大切さこそが、世代間の価値観ギャップによるコミュニケーション断絶を未然に防ぐ。いかに相互理解を深めるか―かつてのワカモノに問われているのは、その一点なのだ。2026/07/27
R
87
多分、現時点でかなり最先端と思しき若者たちの生態を計測、まとめた本。当然個性は存在するので、十把ひとからげにできないが、空気感としてそういうものなんだろうというのは大変興味深く、そして、自分なんかでは溝が深すぎて埋まらないことがわかった。なんでと問うことに意味はなくて、そういう時代なんだなと思うと、若者だからではなく今現在はそういう雰囲気なのではとも思い当たるところもある、結局は今時の若者はという消費をしているだけとも思えるが、他責と自尊心とのバランスが危なすぎて大変な生き方だと感じた。2026/04/11
シャコタンブルー
53
無敵の意味が思い描いていたイメージと大分異なった。大学教授の作者から見える彼等は安定志向、横並び、目立ちたくない・・平均値から外れることを何よりも恐れる。人から何と言われようが自由も成功も求めず今ある幸せを享受していく。まるで老子のように達観しているようにも思える(笑) そんな彼等を育んだのは日本のことなかれ教育であり、心配性の親であり、自虐観を植え付ける環境であるかも知れない。飲み会の座る席、ゼミの席、理想の上司像等、図表が数多く掲載され明快で、とても興味深く読めた。2026/04/30
たまきら
41
1975年生まれー私の4つ下の著者の言葉を読みながら、結局私たちみんなが、自分が若かったころしてもらえなかったことをしようとするのあなあ…と思ったり。私が20代のころの「常識」を変えようと努力し続けた人たちがいて、その結果が「無敵化」だとしたら、私たち50代は彼らにとってどんな存在でいたらいいの?という素朴な疑問を持つ。私はやっぱりかっこいい先輩でありたいと思う。そして一緒に笑って怒って、ともに社会を作っていく人でいたいと思う。別に勝たなくてもいいけれどー選挙には行ってくれ、無敵なら。2026/10/09




