内容説明
駅から徒歩17分、築年数40年強のマンション・メゾン美甘(みかも)にレトロな佇まいの住人専用食堂が設けられて早三年。料理人を務めていた女性が怪我をし、代理でやって来たのは甥だという雨森涼真。どこか謎めいた涼真は、その人の体調や悩みにあわせて、薬膳の知識を用いてメニューをアレンジしてくれるばかりか、日々の生活のなかで遭遇する謎を解明してくれるのだ。読めば心も体も元気になれる、おいしい連作ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
75
食事付き住居。こんなに身体に良さそうなメニュー、憧れる。住民達が抱えている問題はヘビーなものが多かった。特に隣人がヤバい奴だったり、パワハラでっち上げ上司、友人が騙そうとしている案件はヤバい。お料理は美味しそうなのに加え、薬膳ってこんなに手軽に取り入れられるんだなと初めて知った。普段口にするものも意識していけば変わりそうだよね。以前、料理監修の植木さんにお会いしたことがあるけど、実年齢が信じられないくらい(失礼)お肌ツヤツヤでパワフルだったもの。。2026/03/26
Karl Heintz Schneider
52
メゾン美甘(みかも)は駅から徒歩17分。築年数40年を越えるレトロな共同住宅。他と違うのは入居者専用の食堂があること。栄養満点な朝食と夕食が安価で食べられる。担当の60代の女性が怪我で入院したため甥の涼真が後を引き継いだ。一見クールで、時おり辛辣な言葉を口にするが実は入居者の健康面を誰よりも気にかけている。薬膳のマメ知識がちょいちょい出てくるところなど「しあわせは食べて寝て待て」に似てるかも。そう言えば今夏スペシャルドラマが放送予定とか。一話だけと言わず連ドラにしていただきたい。2026/03/06
rosetta
33
★★★☆☆築40年の元社員寮だったデザイナーアパート。寮の食堂だった部屋を再活用して入居者へ朝夕の食事を提供する。勤めを退職後住み込みの賄い婦になった伯母が骨折で入院したため代理で厨房に入った雨森涼真(←って、こんな面倒な設定いる?それともなんかのシリーズなの?)薬膳の知識を活かし住人の健康を考える。日常の謎系のミステリでもあり健康グルメでもある。ほんわかした印象の割には人間の悪意なんかもしっかり書かれてたりして。エンディングからしてやっぱりなんかのシリーズなのかな〜2026/04/06
horihori【レビューがたまって追っつかない】
26
駅から徒歩17分、築年数40年強のレトロなマンション・メゾン美甘にある住人専用食堂で料理人を務めていた伯母が怪我をし、代理でやって来たのは甥だという雨森涼真。どこか謎めいた涼真は、その人の体調や悩みにあわせて、薬膳の知識を用いてメニューをアレンジしてくれるばかりか、日々の生活のなかで遭遇する謎を解明する。食や健康に関心の薄かった住人たちだが、涼真の料理を通して、自らを見つめ直し、よりよく生きるための一歩を踏み出していく。2026/02/25
nyanco
24
マンション併設の住民専用の食堂 安価で朝と夜の食事が提供される。 下宿やシェアハウスではみかける設定だけど、レトロなマンションで25世帯ほどあって…と一捻りしているところも良い。 前任者が骨折、急遽後任となった若い男性・雨森涼真が料理人。 薬膳の知識があり、住人の体調不良の改善に関わり、次第に抱えている問題の原因解明にも… コージーミステリーだが、ほっこりではなく、ダークなスパイスが効いているのも水生さんらしい。 エピローグが気になりすぎるのだけど、これはシリーズ化で次に明らかになるのかな。2026/01/27
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