内容説明
神田鍛冶町で「針研ぎ かぐら」を営む浪人の糸原佐武郎。その研ぎの技は、他に類を見ないほど精妙なもので、いまでは小間物問屋の大店から研ぎの注文が常に入るほどになった。実は佐武郎、江戸に出てくる前は広島藩の徒目付としてたたら場に入り浸り、鉄の扱いを熟知していたのだ。しかし、無二の親友である黒部新右衛門から“あるもの”を預かったことから、佐武郎の運命は奔流に巻き込まれてゆく。針をよすがに己を磨き、敵に立ち向かう、血沸き肉躍る新感覚時代活劇誕生!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
冬野
8
作者さん三作目。時は幕末。藩から追われた浪人・佐武郎が、研ぎの腕とたたら師仕込みの「拍子」で親友の仇に立ち向かう時代活劇。面白かった。何よりチャンバラシーンが良くて、こんなに書ける方だったのか!とびっくり。文章でしか表現できない微細な気配の変化や没入感にわくわくした。口がうまくちゃっかりしてる声聞師の青が好き。実在の人物も登場したり、料理の描写が美味しそうだったり、見所も多い。敵もかなりクセがあって少年漫画っぽさがある。話自体は全然解決してないので続編も読みたい。時代小説の入門書にも良さそう。星:5/52026/04/03
洋
6
糸原佐武郎、親友黒部新右衛門の仇を討つ。2026/02/26
みこと
5
正直なところ、うーん、うーん…という感じ。「針」ざむらいにする意味あったかなぁ。あまり針が使われていなかったような気がする。研師もいいけどどうせなら鍼で生計を立てるとかそっちの方がよかったかも。繍師とか。針より口神楽や拍子の概念の方がメインぽかったし。と、針という言葉につられて読んだ私は思うのでした。面白くないわけではなかったけども。 2026/04/22
きょう
5
「編み物ざむらい」とは全く別モノ。迫力ありすぎて、そして針で何も縫いません。細い武器。細くて長い針を鞘もなく懐に入れて持ち歩く、そんな恐ろしい〜。掏摸にでもぶつかられたら…?包丁で人を切るのもいけませんよ。いくらお料理上手でも、その包丁は美味しい魚の前に彼を、言葉のあやでなく本当に膾に……。文庫本に01とあるからには2以降も出るのですね。気になって〜どうしましょう。2026/04/21
きょん
5
サクッと読了。針ざむらいのタイトルでなんとなく購入。まだ続編ありそうですね。忘れてなければ読むかも、、、、2025/12/21
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