私の戦後80年、そしてこれからのために

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私の戦後80年、そしてこれからのために

  • 著者名:岩波書店編集部【編】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 岩波書店(2025/12発売)
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  • ISBN:9784000617376

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内容説明

一九四五年生まれが総人口の約一二%となった二〇二五年は第二次大戦で時代を分ける意識が共有され,生身の戦後として括りうる最後の節目である.戦争体験者の声,そしてそれぞれの世代が自らの生の時間との重なり合い,さらに未来への思いを語る,約四〇名によるアンソロジー.

目次

はじめに



干からびた「愛と平和」それこそが……………松重豊
「戦争」を知らずに育った……………村田喜代子
鍵穴から覗いた戦争……………酒井順子
一九四四年生まれの長男宏……………久米宏
残像と風化、そして未来図……………水野勝
聞き手のもとで……………滝口悠生
歴史を逆流させない……………堂本暁子
文化という血流を絶やさぬために……………松尾潔
私の体験的戦後文学……………北方謙三



未来へ、平和を確固たるものにするために……………石破茂
躓くべき「石」……………朽木祥
「象徴」の八〇年――昭和・平成・令和……………原武史
優しい絵……………山内若菜
平和と介護……………鎌田實
八〇年を顧みて――あまりに個人的な……………村上陽一郎
コンセンサスが失われゆく世界で、なお――……………樋口陽一
一九四五年の言葉、二〇二五年の言葉……………角野栄子
在日朝鮮人三世として歴史を生きる……………尹琴淑



六二三、八六八九八一五、五三に げ我ら今生く……………川平朝清/ジョン・カビラ
私たちは「戦後」を生きているか……………安田菜津紀
外交の失敗から戦争が起こる……………福田康夫
環境問題の変遷を受け止め続けて……………中西準子
戦争と世界の「後遺症」、そして「抵抗への招待」……………鵜飼哲
日本人の「戦後八〇年」と琉球人の八〇年……………親川志奈子
平和をめぐる日々の違和感……………安野美乃里
戦後五〇年と八〇年の間……………山口二郎



個人の中の分裂を超えて……………赤坂真理
厭戦こそ大切……………辻真先
「戦後」の終わり――これまでとこれから……………宮本憲一
悲痛な転換点に思う……………寺尾紗穂
祖父と父、そして私の傷跡……………尾添椿
女たちの権利獲得の歩み……………内海愛子
戦後八〇年が準備した新しい道……………中村桂子
戦争のなかで生まれた私の責任……………加藤登紀子
シベリアの体験を次世代に伝えたい……………西倉勝



常識を超え、遠くの世界を描く……………山岸凉子
八〇年前のきのうの日記と、八〇年後のきょうの日記……………小林エリカ
戦前社会と戦後社会をつなぐもの……………伊東光晴
映画で植え付ける「いいトラウマ」……………塚?本晋也
歴史の裂け目に陥った人びと――シベリア民間人抑留者が突きつける戦後……………石村博子
祖母の毎年の涙……………乃南アサ
戦後八〇年に科学研究のあり方を問う……………本庶佑
『 cocoon 』と過ごした時間を振り返る……………今日マチ子
日本の復興・成長、そして埋没――戦後八〇年への沈思熟考……………寺島実郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nonicchi

4
久米宏さんの生前最後の寄稿文が掲載されています。「八十年、あっと言う間でした」と締めくくられています。自分が死ぬまで(日本で)戦争が起こって欲しくないとおっしゃっていた久米さん、その願いはかないましたね。訃報が伝えられて以降、この国はますます戦争への歩みを進めていくような状況になってしまいました。多様で多士済々な方々の「戦後80年」への思いも沢山読むことが出来、これから自分はどうしていくべきか、を問われた気になりました。久米さんのお引き合わせのお陰です。2026/02/15

Go Extreme

1
戦後80年 平和 憲法 民主主義 戦争の記憶 継承 不戦の誓い 歴史認識 加害と被害 沈黙の忘却 語り部 アーカイブ 焼け跡 高度経済成長 冷戦 冷戦後 地政学 沖縄 基地問題 核兵器廃絶 被爆 安全保障 ナショナリズム グローバリズム 格差社会 環境問題 気候変動 少子高齢化 多文化共生 ジェンダー 多様性 言論の自由 リベラリズム 公共性 抵抗 対話 個人の尊厳 人権 世代間対話 未来への責任 想像力 教養 言葉の力 記録 思索 祈り これからの日本2026/02/08

オリエ

0
石破茂、福田康夫の両氏の寄稿が心に残った。福田氏は戦争を体験し、石破氏はシンガポールで厳しい指摘を受けたことを書いていた。このお二人は今の政権をどう思っているだろうか、戦後80年過ぎて、またも戦争がすぐそこに来ている。この本が、日本が戦争に加担しなかった助けになりますように。2026/03/15

takao

0
ふむ2026/01/17

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