内容説明
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科学とスピリチュアル、西洋思想と東洋思想――本書は、これまで対立的に語られてきた二つの知の体系を、同じ地平で扱うための画期的な方法論を提示する。著者は、トーマス・カスリスの「インテグリティー」と「インティマシー」という二つの指向性を基盤に、それらを対象と関係の認識形式として再定義。そこから、「科学的方法」「人文学的方法」「型的方法」「調律的方法」という四つの汎用的方法論を導き出す。身体観や治療・訓練などの具体例を通して、知の多様なあり方と相互往来の可能性を解き明かし、近代以来の思考の枠組みを超えて、時間・空間・主客の分断を融解させる。本書では、誰もが備える「知性」と「智性」を基盤に、四つの方法論を自在に往来し、真の総合智の創出への道を示す。
目次
序~認識世界の壁を超えて
第1章 対象と関係の認識形式
第1節 トーマス・カスリスのインテグリティーとインティマシー
第2節 対象と関係の認識形式
第2章 認識形式から導かれる4つの方法論
第1節 4つの方法論の認識形式からみた特徴
第2節 4つの方法論により浮かび上がる知の相違
第3節 方法論間の往来
第3章 4つの方法論の汎用性①~伝達・共有・活用・信頼の方式~
第1節 4つの方法論における知の共有と伝達の方式(外在化と内在化、理解と把握、合意と共鳴)
第2節 4つの方法論における知の活用定式(推論と発露の関数)
第3節 方法論の信頼性の担保(①指示・枠組、②経験・データ、③検証・反証)
第4章 4つの方法論の汎用性②~ケン・ウィルバーの統合理論を超えて
第1節 ケン・ウィルバーの「3つの眼」と「4つの象限」
第2節 4つの方法論によるウィルバーの統合哲学へのアプローチ
結び~近代科学の超克と総合智の展開
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