内容説明
この想いは、時を越えて君へと繋がる。
「ずっと君に会いたかったです」
高校一年の春、入学したての誠は初めて会った少女から突然の告白を受ける。名前は煌(あき)――彼女は一枚の古びた花火の絵を頼りに、誠に出会える日を心待ちにしてきたという。明らかな人違い、だけど誠は煌のために“本物の夏目誠”捜しを手伝うことに。
季節は移ろい、絵の謎を解くために長岡を訪れる二人。そこで待ち受けていたのは、予想外の出会いと真実。長岡の夏空に花火が咲く時、僕らの“約束”は時すら越えて運命を変える――長岡まつり大花火大会を舞台に願いが繋ぐ感動の青春ストーリー。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
53
初対面なのに自分のことを知っている少女、自分が描いてないのに存在する絵の謎を絡めたボーイ・ミーツ・ガール。ストーリーは面白かったけど、主人公が合わなかったです。2026/01/22
よっち
25
高校一年の春、初めて会った少女・葉山煌から突然の告白を受けた夏目誠。明らかな人違いだと思った誠が彼女のために本物の夏目誠捜しを手伝う青春小説。一枚の古びた花火の絵を頼りに、誠に出会える日を心待ちにしてきたという煌。その絵に覚えがないと感じながらも、自分に出来る事をと苦い過去がある美術部に入部して彼女の人探しを手伝う誠。2人が絵の謎を解くために長岡を訪れて、予想外の出会いと真実が待ち受ける展開でしたけど、託された想いを胸に覚悟を決めて、果たされなかった夢を継ぐ未来を見出してゆく結末はなかなか良かったですね。2025/12/18
イシカミハサミ
20
クライマックスこそ盛り上がったものの、という作品。 始まりからネガ全開の主人公。 大きいトラウマがあるわけでもなく、 積極的に人と関わりたくない、という思想のわけでもないのに、なぜか高校生活をぼっちなものと決め込む謎の言動。 そのくせ女子に対していきなり名字の呼び捨て。 地の文も「僕」視点なのにそちらでは名前の呼び捨て。 なんというか、全体的に“小説”を紡ぐのに必死でディテールにまで気が回っていない感じの文章で綴られていた。 もうちょっと編集がしっかり導かないといけなかった作品だと思う。2026/02/05
ほたる
11
後半にかけてどうしても涙が堪えられなかった。想いを受け繋いでいくこと。それが呪いともなりかねないのに、懸命に繋ぎきっていた姿に感動。どうしてもあの一言に弱い自分がいる。過去から未来へと続いていくことは決して簡単なことではない。映像映えしそうとも思った。2026/03/26
RRR
11
タイトルに一目惚れしたライトノベル。 こういう純愛小説は諸に自分の好みだったりします。 青春×○○○ですが、その設定がふんだんに活かされていて、何時しか物語に夢中になっていました。 伏線の意味も、その回収の仕方も良かったです。 良きものを読んだ、そういう気持ちにさせてくれる物語でした。2026/01/21




