内容説明
わたしの言葉を奪いにくるならわたしはお前の命を奪う──。三島由紀夫、穂村弘、BL、タワマン文学、木嶋佳苗etc. 稀代の歌人にして天性の批評家による言葉のレジスタンス。
『はつなつみずうみ分光器』の編者であり
『をとめよ素晴らしき人生を得よ』が話題の
稀代の歌人・天性の批評家
過剰な言葉と繊細なレトリックで
オンリーワンの文体を持つ著者による
エッセイ、小説、批評、書評を収録
いまを生きるための
言葉のレジスタンス
【目次】
まえがき
1 don’t call my name
「フェイクニュースは私だ」
我々は既にエミリー・ディキンソンではない
「ファン」の美学と倫理について
少女小説家になりたかったあなたへ
2 終焉は祝福している
スタンダード・ナンバー
ウェンディ、才能という名前で生まれてきたかった?――小説
名誉男性だから
3 一千年後のジャンヌ・ダルク
超資本主義社会における恋愛至上主義について
MINE――小説
4 奇蹟は燃えている
パーフェクト・スター――左川ちかについて
誘惑のために
うつしかえされた悲劇――三島由紀夫『豊饒の海』について
原型――小説
5 don’t sing for us
ふたたびの、聖書――穂村弘『ラインマーカーズ』文庫版解説
デフォルトを解除する鍵――短歌とBLについて
生という謀反――『馬場あき子全歌集』書評
凄いままでいてもらわないと困る――水原紫苑『如何なる花束にも無き花を』書評
これからの批評のための3冊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
34
初読み著者。ざっくり斜め読み。題名に惹かれて手に取ったが、外国人が流暢な日本語を操っているような感覚に襲われる。上野千鶴子を翻訳したような勢いと攻撃性、アクティブな印象。考えながら読む隙を与えず、ひたすら一方的に撃たれているような感覚に陥る。前書きは面白いと感じたが、本論はもう読むのはいいかなという諦めがどんどん強くなる。情報量でもってこちらを叩きのめすような鋭さが、批評・評論というものだと誇示してくる雰囲気・内容に疲れる。理解を求めず、こう言っているんだから聞け、分かれと怒鳴られているみたいで凹む。2025/11/04
しじみのさしみ
5
表紙とタイトルに惹かれて読んだ。冒頭からなんとなくよくわからない雰囲気が漂っていて、なにか気になる。知らない作品の批評や聞いたことのない固有名詞もたくさん出てくるが、そのなにかよくわからないけどかっこいい雰囲気があり、小説などもあり、最後まで読んだ。他の本もあるみたいなので読みたいです。2025/10/05
CBF
1
(★★☆☆☆) 三島由紀夫、穂村弘、木嶋佳苗etc.過剰な言葉と繊細なレトリックでオンリーワンの文体を持つ著者によるエッセイ、小説、書評を収録ー。 著者の独特な感性や言葉が私にはあまりフィットせず。そもそも何で自分はこの本を読もうと思ったんだっけ..^^; 『ウーマン・リブやフェミニズムをこき下ろす女を憎めと男は言う。言われなくてもおまえの想像をはるかに超えて憎んでいるから安心してもらって構わない。女による女のこき下ろしにほくそ笑み、利用し、搾取する<男>に自分の言葉を盗まれたくない、利用されたくない。』2026/01/01
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