名画で読む「音楽の秘密」

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名画で読む「音楽の秘密」

  • 著者名:中野京子
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 祥伝社(2025/12発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396618582

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内容説明

絵画から溢れる音に耳を澄ます

絵画は「見る」芸術、音楽は「聴く」芸術――しかし両者は、思考の奥で密かに響き合っている。
ラヴェルやムソルグスキーが名画から音を掬い上げたように、画家たちもまた、筆で音楽を奏でようとしてきた。
本書は、絵画がどのように「音」や「旋律」を描いてきたのかを、時代と作品を横断して読み解く試みである。
静止した絵の中に流れる時間、沈黙の中に聴こえる響き――視覚と聴覚のあいだに潜む、
美の秘密に触れたい人に贈る珠玉のアートエッセイ。

オールカラー! 図版45点収録

【目次】
第1章 絵画で音を出す
第2章 鳥女の歌声
第3章 神話の産物
第4章 音楽のエロス
第5章 死の音楽
第6章 楽器の象徴性
第7章 庶民の楽器
第8章 描かれた楽譜
第9章 オペラ歌手
第10章 ダンス音楽
第11章 音楽の拷問
第12章 富裕層のサロンコンサート
第13章 王の音楽事情
第14章 中産階級の家族コンサート
第15章 野外コンサート
第16章 フェルメールと音楽
第17章 子どもと音楽

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

スエ

4
中野先生の大ファンでして、新作を見かけたらなるべく買うようにしてるのですが…。衝撃だった「怖い絵」の発売から20年近くがたち、さすがにそろそろネタが切れてきた感が否めませんでした。他作品と紹介絵画がかぶらないようにしてくれるのはありがたいものの、結果マニアックなほうに寄ってしまい、作品ごとのエピソードの掘り下げが浅く、短くまとめすぎな気がして。名画と音楽の関係性をテンポ良く紹介してくれるので、入門書としては良いかもですが。。いつものしびれる語り口とは、ちょっと遠い気がしてしまいました。2025/12/28

中島直人

3
読了。2026/01/01

ふぉしょん

0
「怖い絵」なんかに比べるとあっさり目。でも確かに、絵画にインスパイアされて作られた音楽のエピソードは聞くけど、音楽きっかけの絵画って聞かないね。「怒れるメディア」のピアスの音からは始まるイメージはさすが、って感じだけど、家族でコンサートしている絵とかダンスの絵をテーマに、ほらここから音楽を感じ取れるでしょ、と水を向けられても、それは・・・という感。お母さんのおなかの中の赤ちゃんはお母さんの内臓の音に囲まれていて、体外からの声や音は「遠いかなたのくぐもった風音」程度というのはおもしろかったけど。2026/01/17

しんなきさら

0
音や音楽にまつわるテーマごとに2~3点の絵画を挙げて、絵の中の「音」要素を紹介する形式で、勉強になります。ただ、著者の言葉に導かれてひとつの作品の奥行きがぐぐっと増す、『怖い絵』のようにスリリングな鑑賞体験はありません。それ系の不気味な絵、変な絵、幻想的な絵を新たにいくつか見られてラッキーでした。テーマ縛りにはテーマ縛りのよさがあって「音楽の拷問」なんてものを知ることができたりもするのですが、「これは名画じゃないでしょ」という絵を排除するのがむずかしくなってしまう面もあるように思いました。2025/12/21

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