内容説明
\大好評により重版決定!/
各界から推薦コメント続々!!
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〈尾崎世界観 氏〉
なんでもない日常をほんの少しズラせば、自分だけのちょっと変な旅が見つかる。これはそんな旅のための、最高のガイドブック。
〈男性ブランコ・平井まさあき 氏〉
岡田さんが創造する旅とは、こんなにも幅があり、奥行きがあり、時空を超えるのか。こんなのもう宇宙そのものじゃないか。そして嬉しいのが、そんな宇宙を僕たちも創造できる可能性があるということだ。
〈古賀及子 氏〉
長い時間の途方もなさが、たった今の足元に鮮烈に接続される。
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ウェブ記事累計1300万PVを超えるライター岡田悠の最新作は、多摩川を河口から源流まで散歩した道程と思考の記録「川歩記」と、果てなき好奇心が場所と時間を飛び越えていく不思議でやさしい10編の日常旅エッセイ。全長138kmの多摩川を少しずつ歩きながら、これまでの旅を思い出す。古いカーナビの案内で歩いたり、17年前に2秒見えた海を探したり、学生時代に住んでいた寮に泊まったり――それは、空間の移動と時間の移動を組み合わせることによって生まれる、「自分だけの旅」だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あおでん@やさどく管理人
28
自分も時々GeoGuessr(ストリートビューの位置当てゲーム)で出てきた場所に実際に行ってみたりもするので、著者の一風変わった旅にも近しいものを感じる。途中で登場した「さまよえる私」も気になったが、今は見られなさそうなのが残念。「古いカーナビの案内で歩く」も面白かった。古い地図と見比べることで街の新陳代謝に気付くというのはなるほどと思った。2026/06/04
geshi
18
時間をテーマにした旅のエッセイ。子どもの道草、上京の際に見えた海、古いカーナビの示す道、日常をひとときだけ離れ現在からもずらすことで思いもかけぬ旅が生まれるユニークとワクワクが、”いつか”と”いま”が交錯する不思議な体験を著書と同様に味わえる。「あるある」と「ねぇよw」の隙間を掬い上げるようなアイデアと、優しくも取り戻せない時間の寂しさを感じさせる文章力は、さすがオモコロに載るだけはある。時間が流れるなかで自分がいまどこに在るのだろうと思った時に再び手に取りたくなる一冊。2026/06/05
Akito Yoshiue
14
とにかく文章が上手い。特に「学生時代に住んでいた寮に泊まる」は屈指の名文で、自分史上最高に好きなエッセイ。2026/01/15
のっち
14
☆☆☆★ 初読みの著者の方でしたがオモコロのライターさんなんですね。本書は多摩川の河口から源流までの138㎞を、宇宙の歴史である138億年に見立て、分割して徒歩で歩き抜く「川歩記」を軸に、まるで「探偵!ナイトスクープ」の依頼かのような、SNSで見つかった親戚を家系図で辿る話や、17年前に2秒だけ見た海を探しに行く話、または古いカーナビを連れて散歩に出かける話などのエッセイも交えつつ、旅と時の流れに想いを馳せる内容となっている。とても良い読み心地だったので、著者の他の作品も読んでみたい。旅って、ええなぁ。2025/12/01
まろまろ
13
子どもは身の回りにあるどんな物でも遊びにしてしまう、岡田さんの場合はそれの大人版。多摩川を端から端まで歩いたり、上京の際新幹線から見えた「2秒間の海」を突き止めたり、古いカーナビで昔と今の建物を比較して歩いたりとその好奇心は尽きない。私にも似たような遺伝子があるので全共感。AIには真似できない人間だけの遊びを堪能。この本自体も、字体が変化したり文章が川底に位置したり目を見張る写真があったりと、充分「旅」だった。読み終えると、自分が138kmの旅を終えたような達成感にどっぷり包まれた。2026/03/20




