内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みゆき・K
16
差別と偏見について考えさせられた。移動しながら生活するアイルランドの「アイリッシュ・トラベラー」の話。トラベラーの少年と定住者で地元の学校に通う少女との交流を軸に描く。「差別や偏見をなくそう」と声をあげることは簡単だが、現実的には彼らとの共存の道は険しいだろう。トラベラーに伝統的な移動生活とその習慣を断念してもらうのか?それとも定住生活を送るアイルランド国民が、彼らの生活習慣を理解するべきか?とても難しい問題だ。残念ながら差別はこの世からなくならない気と思う。ヒバリが未来への希望として象徴的だった。 2026/02/19
土筆
6
アイルランドで移動しながら生きる人たち「パヴィー(トラベラー、ロマ、ジプシー)」の少年は、新しい居住先の定住者「バッファー」の学校にいとこ達と通うことに。移動生活を送る彼らは識字率も低くイジメの対象にされるが、少年はブカブカの制服を着た少女と意気投合し崖の下の洞窟で穏やかな時を過ごす。そんな中警察から立ち退きを迫られた家族。生前、移動生活者や子供達、様々な社会的弱者の為の活動をしていた著者だからこそ書ける様々な視点から見た世界。短い話だが挿絵も良く、内容の濃い1冊。2026/01/10




