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内容説明
話題の映画『アイアンマン3』の原案となった名作が、待望の日本上陸!
使用者に驚異の力をもたらす、禁断のテクノロジーエクストリミス。かつてない強敵の出現に、アイアンマンはその使用を決意する!
国際的な巨大企業の経営者にして世界有数の頭脳の持ち主である大富豪トニー・スターク。人々の耳目と羨望を集め続けてきた彼のもう一つの顔は、黄金のアベンジャーことインビンシブルアイアンマン。
だが、とある先端技術の盗難事件をきっかけに、彼の人生は大きな転換を迎える事となる。そのキーワードは「エクストリミス(死の際にて)」。
2005年1月、『ニューアベンジャーズ』シリーズのスタートと共に創刊された『アイアンマン』第4シリーズの冒頭を飾り、世界的な大ヒットを記録した映画シリーズの基礎ともなったアイアンマン史上屈指の名作を映画『アイアンマン3』公開に合わせ邦訳。
数々の名作、話題作で知られる人気ライター、ウォーレン・エリスと、映画版アイアンマンのデザインにも大きな影響を与えたアディ・グラノフのシャープなアートワークが冴えわたる21世紀のマーベルコミックスを代表する話題作である。
2005年01月：Iron Man Vol.4 #1
2005年02月：Iron Man Vol.4 #2
2005年03月：Iron Man Vol.4 #3
2005年10月：Iron Man Vol.4 #4
2006年03月：Iron Man Vol.4 #5
2006年05月：Iron Man Vol.4 #6
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
24
エクストリミスという生体マシンを使い人体を改造し超人化させるというテクノロジーを巡る物語。映画アイアンマン3でもエクストリミスのアイデア自体は頂いてはいるがその扱いなどは大きく違う。映画は敵がこれを使いテロを企てるわけだが、本書では敵だけでなく自身をより「アイアンマン」にするためにトニー自身も投与し、超人化するのである。この作品はある種アイアンマンをパワーアップさせると同時にストーリーのリブートも兼ねているということになる。表紙もおなじみのポーズで色々と映画に影響与えてると思われる。→2022/02/21
サテヒデオ@ダイナミックひとり
6
速く走る人は、そのぶん視界を広く持たねば事故を起こす。最前線を走る人は、誰も見たことのない光景から危険を察知せねばならない。生きるために。生きて多くの人を導くために。トニー・スタークの天才と稚気と夢と覚悟とが、彼に自ら前進することを強いる。そして、そのことから逃げないし負けないのだ、トニーは。それはそれとして、アディ・グラノフのアートスタイルに脱帽である。2015/09/18
tt23836148
4
本書はアイアンマンがアイアンマンに足りうる理由、すなわち所謂オリジンに近い内容を描いている。アイアンマンがアイアンマン足りうる理由それは何なのか、億万長者の軍需産業の社長、アイアンマンのスーツ、いやそれらは外的な見せかけの理由でしかない。端的に言ってそれは、軍事技術を担いながらこれをあくあまでも人の未来に役立てようとする相反する要素が内在した存在、それがアイアンマンというヒーローであり、アイアンマンがアイアンマン足るアイデンティティだと自分は思う。2023/06/01
ゆーざき
4
映画『アイアンマン3』を鑑賞後に読了。アイアンマンとエクストリミスの関係性は原作であるこちらの方がしっかり描かれている。『ニューアベンジャーズ』以降のヒーロー像は不思議と日本のヒーローたちと重なる部分が多く、今回は機械と身体のリンクに着目している点でマグネットコーティングを施して操作性を高めたガンダムとアムロの関係に似ている（あちらは機械側が身体に追いつかなくなったけど）。ただ、未来へのテストパイロットを自負するトニーの姿は他にはない魅力だと思う。2013/05/06
サケ太
4
映画「アイアンマン3」を観た後に読了。 エクストリミスをめぐる物語。リアルな描写に映画を見ているような感覚になる。最後のセリフがいい…。2013/05/05
