内容説明
見知らぬ白い部屋で目をさました僕・海斗。そこにはもう一人、言葉を失った儚げな少女・世凪がいた。人が消えて死んだように眠る新宿で、たった二人の僕ら。世凪と僕に何が起きたのか? そして──さっきまで僕が見ていた「夢」は、何なのか?
夏。高校。教育実習生の桃ノ内すもも。先生のくせに危なっかしくて、気づけば懐に踏み込んでくる彼女。ハレー彗星を最高の写真に収める、一世一代の大冒険。この夏を生きることが世凪を救うことに繋がると知った僕は、再び夢の中へ潜り込んでいき──。
並走する二つの物語は、交差しながら真実に向かう。【世界と呼ばれた少女】を巡る傑作ゲームを、原作者が小説化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
44
う〜ん…。 今は亡きプロのカメラマンだった母親の背中を追いかけることに盲目的になっている少年のカンナ、教育実習生のすもも、スクラップハンターの梓姫の等身大の一夏の青春物語としては良かったと思うんですよ。ただ、SFの部分がサッパリ分からず。消化不良感は否めないかな。2025/12/16
よっち
28
亡き母の代わりにハレー彗星を最高の写真に収める一世一代の大冒険。高校最後の夏、想いを引き継ごうとする少年・海斗たちを描いたゲーム公式ノベライズ。焦りから学校も休み、古いランクルを修理する海斗のもとを訪れた教育実習生の桃ノ内すももが抱える苦悩。ランクルを修理する梓姫と3人で過ごすガレージでの日々。そして幕間で描かれる夢に見る言葉を失った儚げな少女・世凪の存在。2つの物語を交差させながら、かけがえのない出会いが自らの夢の形を見出していくストーリーはなかなか良かったですし、この続きをまた読んでみたくなりました。2025/11/29
わたー
19
★★★★★面白かった。原作ゲームはやったことがないのだが、このクオリティの物語を読めるのならばフルプライスでもお釣りがくるレベルだと思う。亡きカメラマンの母親に憧れて、高校に行かずにカメラの勉強と母親の遺した旧車をレストアする日々を過ごすカンナ。そんな彼を出席させようと自宅にまで突撃してきた落ちこぼれ教育実習生のすももとの出会いを経て、彼が夢への第一歩を踏みだしていく姿を描いたひと夏のボーミーツガール。本当にノベライズか?と思うぐらい1冊の小説としての完成度が高いことに加え、アオハル成分がこれでもかと2026/01/04
イシカミハサミ
16
第一章でとびっきりの置いてきぼりを食らって、 中盤以降のよさげな話を 高いビルの向こうに上がる打ち上げ花火を眺めている気分で読んだ本。 1巻だけでは本編と繋がってこない〔幕間〕があって、おそらくは「白昼夢」あたりと繋がって予定の3冊を読み切ればタネが分かるのだろうけれど、この1巻で3冊読もうと思うほどの引力を全く感じなかった。 原作ゲームがあるようなので、知っている人は楽しめるのかな。 初見でも楽しめる作りでないなら、わざわざノベライズする必要はないと思う。2026/01/09
サキイカスルメ
13
青春と恋だ!亡くなったお母さんのようなカメラマンになりたい高校生男子が、ひょんな出会いから、恋を知り愛を知り夢を掴みに行く現代と不思議な夢?が交差するお話。面白かったです!ヒロインがかわいいお姉さんは好きですか?っていう魅力に溢れた女性なのが素晴らしかった。面白いお姉さんは好きですか?の方もいたし。主人公の高校生という子どもだからこその無力感や青さの表現もよかった。お父さんの描かれ方も好きだったな。保護者が正しくも、優しいのって安心する。このお話単体でもとても素敵なお話でした。夢は今後が気になりますね。2025/12/03
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