竹書房怪談文庫<br> 葬りの怖い話

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竹書房怪談文庫
葬りの怖い話

  • ISBN:9784801947368

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内容説明

葬儀から埋葬まで葬送と弔いに纏わる恐怖譚!

「かえせ、かえせ。お前の肉体を寄越せ」

土葬の遺言を破り父を火葬にした息子を襲う父親の影。
四体の父親が息子の手足を千切ろうと…
――「親父の遺言」より

人形供養で有名な寺の裏の公園で子供たちが掘りあてた禁忌…「人形の寺」
着物だけを棺に入れた奇妙な葬儀。火葬の炉に入れた途端、恐ろしい現象が…「着物葬儀」
通夜の晩、祖父から食べさせられたグミのようなもの。祖母の指だと言うのだが…「祖母の魂」
かつて風葬を行っていた奄美大島のある場所。祭りの晩に出逢った少女との関係は…「トフル」
葬儀の最中くじら幕の裏側に隠れて遊んでいた子供が布越しに見た奇妙な世界…「くじら幕」
他、野辺送り・風葬・骨噛み・逆さ事・両墓制・破地獄・洗骨・一杯飯など葬儀慣習の民俗学コラムもあわせ全43話収録。

葬るとは命と役目を終えたものを埋葬すること、そして時に「無かったこと」にすることである……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

59
実話怪談集。葬儀をテーマにした話でまとめられている。実際に自分の死を体験することはできず体験した時は語るすべを持たない以上、葬式は我々が最も身近に死を体験する行事ではないか。そんなテーマを持つ以上、どの話にもべったりと死と死者が張り付いているような話ばかりである。故に他の実話怪談集に比べ幽霊噺が多い。「親父の遺言」や「斎場夜話」等はその最たるものだが、多かれ少なかれどの話も死者の想いや念が混ざりこんでる。この辺最近の不条理が主体の昨今の怪談には懐かしくも珍しいなあ。日常から切り離された死を想う一冊でした。2025/12/12

tow

6
「さきおくり」と「神か仏か」が面白かった。途中のコラムも面白い。2026/01/18

みかん猫

6
葬儀に関する怪談アンソロ集。作者ごとに作風の違いもあってサラッと読むのにちょうど良い。 お葬式を出したら死の穢れがつくからしばらく神社に行ってはいけない、とは知らなかった。2026/01/08

オリオン座流星群

6
読了。葬儀に関わる怪談。怖さよりも学べることが多かった。日本の葬儀の風習とそれに関係する怪談話が読める。民俗学は興味深くよませてもらった。記憶に残ったのは西浦和也さんの聖職者。宗教違くても起こるべきして起こることは起こるということ。本の中で紹介されていた『葬送習俗事典』を今度読んでみたい。2026/01/08

ankowakoshian11

5
読了。葬送に関する実話怪談。参考書籍に興味がわく。2025/12/12

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