ホーム社<br> 放課後にはうってつけの殺人

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放課後にはうってつけの殺人

  • 著者名:佐藤友哉【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 集英社(2025/11発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834254112

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内容説明

1988年北海道千歳市。クリスマスイブの夜、十三歳の浅葉悟は、父の机から「血のついたコート」を発見する。テレビは白いワゴン車が絡む女児殺害事件を報じ、警察は町を巡回していた。父の乗る車もまた白いワゴンだったのだ。平穏な日常を守るために、悟は少し離れた林に行き、「血のついたコート」を焼くのだが、その一部始終をクラスメイトの見船美和に見られてしまう。見船は悟に「私といっしょに、犯人をさがしませんか?」と意外な提案を持ちかけるのだった。

乙一氏絶賛――目隠しをされて夜のドライブに連れ出されたような緊張感と暴力。なんて心を抉ってくる小説なんだ。胸が引き裂かれた後、食い散らされるような読書体験だった。

目次

第一章 人生最後のメリークリスマス
第二章 悪魔の悪趣味
第三章 レイクサイド
第四章 ジェノサイド
第五章 天使の悪趣味
第六章 人生最初のメリークリスマス
終章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

73
これは…YAっぽいタイトルにすっかり騙された。何とも言葉がで出ない強烈で衝撃的な物語。クリスマスイブに悟は父親のクローゼットで血のついたコートを見つける。TVで持ちきりの少女の殺人事件、父親の関与を恐れた彼はそれを公園で焼くのだがクラスメイトの美和に見られてしまう。しかし彼女に他に真犯人がいる可能性を示唆され犯人探しを始めるのだがここからがキツイ。大人は皆クズばかり、残酷すぎる現実に翻弄される子ども達が不憫で仕方ない。そして起こる林間学校での凄惨な事件。これはグロすぎてもはやホラーを読んでいる気分だった。2026/03/06

ゼロ

71
過去の佐藤友哉の焼き直しでは?と思えるくらいに、氏の好きな要素が入っていた。1988年、父さんの机から、血のついたコートが出てきた。不安な空気を感じさせながら、浅葉と見船はクリスマスに出会う。女児殺害事件が巷で報道され、父が容疑者として疑われる。話が進めば家が燃えたり、キャンプファイヤーで惨殺と熊への暴虐が起こり、松本雫ちゃん行方不明事件があるのも発覚し、好きな上野原は売春をしていた。北海道の胸糞悪い嫌ミスを書き続け、全てが解明される終章。家族とディスコミュニケーションと妹を書く破滅の物語でした。2026/03/13

itica

66
父の部屋から血の付いたコートを見つけてしまった悟。父が殺人事件の犯人?証拠隠滅のため、コートを燃やすところをクラスメートに見つかって…。会話の軽さと殺人の残酷さが釣り合わないというか、どこかちぐはぐな印象を受けた。登場人物の中に好感も共感も持てる人物がいないのはつらいが、逆に言えば誰が犯人でもおかしくない緊張感はあった。好みではなかったが、最後まで救いがないのが潔いとも言える。 2025/12/13

さこぽん

30
乙一氏推薦!!で、確かに面白かった。13歳・悟が父の机から血の付いたコートを見つけるところから始まる青春ミステリ。軽いからグイグイ読めるけど、内容は人がたくさん死ぬし残酷。このちぐはぐ感が余計にこわさを感じた。あっと驚いた犯人。2025/12/13

rosetta

26
★★★☆☆7年前の支笏湖畔での5歳の幼女行方不明事件。千歳に住む目立たない中学生の主人公は父親の引き出しから血塗れのコートを見つけ最近起きた女子中学生殺人事件の犯人は父親だと思い込みコートを燃やす。その場を同級生の変人女子に見つかり探偵の真似事に付き合うことに。可愛いクラスメートといい雰囲気になったり、合宿で熊や殺人鬼に襲われたり盛りだくさん。キャラクターもエピソードも雑なポンチ絵みたいであんまり感心しないなあ。とことんキモい2026/03/10

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