内容説明
列強の脅威に揺れる秋津皇国。国政を担う六家の一つである結城家の次期当主である景紀は、国内の政治基盤を安定させるべく、名家の娘である宵との婚姻に臨む。幼き頃から彼を護衛する陰陽師の少女・冬花を交え、景紀と宵の新しい日々が始まるが、決して一枚岩ではない国内の動乱は景紀自身の身にも及ぼうとしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
列強の脅威に揺れる秋津皇国。六家の一つ結城家の次期当主である景紀は、国内の政治基盤を安定させるべく動き出す歴史ファンタジー。近代化しても未だ六家が隠然たる力を持つ秋津皇国内で、地域で格差が大きい内政に注力すべきか、対外的な攘夷を推進するため軍備に力を入れるか方針が揺れる六家。若くして当主代理となり、六家と因縁を抱える将家の娘を娶ったことで難しい舵取りを迫られる展開で、幼き頃から護衛する少女・冬花との絆や妻・宵との関係も絡めながら、様々な思惑が浮き彫りになった情勢をこれからどう動かすのか続巻が楽しみですね。2026/01/04
真白優樹
9
海外の列強の脅威にさらされる、歪な政治体制を保つ国で、名家の跡取りの少年が政治劇の舞台に躍り出、始まる物語。―――未来の改革の為、今は薄氷の先に平穏を。 政治闘争山盛り、主従の絆も山盛りな、大河ドラマ的な空気を持っている物語であり、大枠の物語が静かに始まる、大きな物語を予感させてくれる物語である。始まったばかりの政治闘争。国内すらも纏まらない中、少年の中央集権国家への夢はいつか叶うのか。この国はいつか息詰まって、滅んでしまったりするのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/12/05
尚侍
8
ものすごく面白かった。これはライトノベルというよりも歴史IF物語とでもいった雰囲気で、あとがきにも書かれているとおり、もしも日本が鎖国をしないで近代を迎えたらどうなるというあたりが丁寧に描かれているので、非常に読み応えがありました。六家が政府の上に立っているという設定も、現実の歴史に置き換えてありそうな話ですし、その中で各家の確執や中央政府の樹立などに向けてどのように動いていくかを描き出すなど、ここまでの世界観を構築した作者の力量には脱帽の思いです。久しぶりに好みのど真ん中がきた感じ。続きが楽しみです。2025/12/09
史
4
うーん。この物語は政治劇ではなくて身分違いの恋をメインにしたいのでしょうか。合間合間に挟まれる脳味噌ピンクなキャラにはちょっと疑問が残る。政治劇にしたいのであれば従者はキチンと陰に徹してください。抱けよ面倒くさいな。話の進みもよくない。なにも決着がつかないまま終わりですからね。スッキリしません。たぶんこの感じだと敵側ばっかりご都合主義で生き残ったりパワーアップしたりタイプの話だと思うので、せめて一巻くらいは明確な優位性を保っていただきたい。政治劇は昨今増えてますが、これじゃなくていいです。相性は酷く悪い。2025/12/16
east
0
産業は近代化している一方で、戦国時代からの封建制度を維持している歪な世界観が面白い。西洋列強と渡り合うためには中央集権化が必要だが、制度改革に向けてソフトランディングが出来るのか注目したい。2026/01/04
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