出版社内容情報
40年後、「エクセレント企業」の4分の1が破綻していく世界で、なぜ、あの会社は輝き続けるのか? どん底から復活できたのか?
キーエンス、ローム、マブチモーター、ヒロセ電機、J&J、エーワン精密、ミネベアミツミ、ルネサス エレクトロニクス……そのヒントを“サシ”で聞き出したトップの「言葉」から導き出す。
本書は、アナリストとして直に接してきた、「天邪鬼」ともいうべき他人とは違う発想で優れた手腕を発揮してきた経営者たちを取り上げ、その生の声とともに彼らの思考・哲学を紹介し、経営への教訓を導き出すもの。
「不況のときは草むしりでもしていたほうがいい」
「不況のときこそチャンスである」
「どう作るかではなく、何を作るかだ」
「稼働率は70~80%がちょうどいい」
「儲かるとわかっていても高収益以外は事業化しない」
「社員が寝ていても儲かる仕組みを作る」
「中期計画の作成はやめた」
「値引き要請には応じない」
「儲けすぎない」
「経営は演出である」
成長サイクルを回し続ける日本の経営者たちの言葉から、令和にこそ求められる普遍の真理を描き出す。
内容説明
「エクセレント企業」の4分の1が破綻していく世界で、なぜ、あの会社は輝き続けるのか?復活できたのか?そのヒントを“サシ”で聞き出したトップの「言葉」から導き出す。
目次
第1章 あなたの企業が破綻する確率は4分の1(盛者必衰―エクセレント・カンパニーの4分の1は破綻した!;凋落する名門企業たち;40年間「エクセレント」であり続けたのは半分もない ほか)
第2章 人生に必要なことはすべて賢人経営者に学んだ(ローム創業者 佐藤研一郎氏―ピアニストからの転身。ニッチを見極め「賭け」に勝利した経営者;ローム元取締役疋田純一氏―目から鱗、人と違う発想の建設的天邪鬼経営者;マブチモーター創業者 馬渕隆一氏―数多の試練を乗り越え、たどり着いた理念の経営者 ほか)
第3章 次世代を担う経営者へ(社員が退職するときに「ああ、よい会社で幸せだった」と言わせてほしい;「中期経営計画」では人は動かない―魂を揺さぶる「I have a dream」;大局観で導いてほしい―ボルト氏と競走させる経営者は社員を苦しめる ほか)
著者等紹介
村田朋博[ムラタトモヒロ]
フロンティア・マネジメント(株)執行役員、山一電機(株)取締役、伯東(株)取締役。1968年生まれ。東京大学工学部卒。大和証券、大和総研、モルガン・スタンレー証券にてアナリスト業務に従事(2001年日経アナリストランキング1位〈電子部品・半導体〉)。フロンティア・マネジメントでは主に製造業向けの各種経営支援業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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