なぜ人は締め切りを守れないのか

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍

なぜ人は締め切りを守れないのか

  • 著者名:難波優輝【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 堀之内出版(2025/11発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784911288207

ファイル: /

内容説明

「締め切り」から、現代社会に深く埋め込まれたルールを描き出し、豊かな生き方を探る哲学的冒険。仕事の締め切りから、人生の締め切り、「死」まで考える。

●千葉雅也さん推薦!

私たちは実のところ、「締め切り」のことをよく知らないまま生きている。
ときに私たちを苦め、ときに私たちを奮い立たせる「締め切り」とは何なのか?
「締め切り」から、現代社会に深く埋め込まれたルールを描き出し、豊かな生き方を探る哲学的冒険。

“我々は、いわば「時間的な無理」をさせられている。生きることの柔軟性をどう取り戻すか。この時間論には、哲学の新しい文体がある。すごく良い本だと思った。元気が出る本だ。”
──千葉雅也


時間について:時間とはそもそも何なのか?
計画について:昔の人はもっとのんびり生きていた
仕事について:無理な要求から逃れる方法は?
死について:最大にして最後の締め切りを考える


●締め切りの間を縫って、私たちが〈いい時間〉を手に入れるために
“残業によって得られる賃金は計算できる。さまざまな締め切りの集合体である「プロジェクト」は、時間を対価に成果を提示する。いっぽうで、愛する人と過ごす時間、趣味に没頭する時間の価値は計算が難しい。私たちは、〈いい時間〉を計量することができずにいるのだ──。”

【著者】
難波優輝
1994年生まれの美学者。専門は、分析美学とポピュラーカルチャーの哲学。他の著作に『物語化批判の哲学〈わたしの人生〉を遊びなおすために』(講談社現代新書、2025年7月発売予定)、『SFプロトタイピング』(共編著、早川書房、2021年)。

目次

序章
なぜ人は締め切りを守れないのか

第1章
いい時間とわるい時間──私たちはどんな「今」を生きたいのか?

第2章
プロジェクト──私たちから時間を奪うもの

第3章
生きている時間──私たちはいつも何かに間に合わない

第4章
いろいろな遊びの時間を旅する──時間の遊び論

第5章
いい時間をつくる──時間正義のためのデザイン

第6章
デッドライン──死から締め切りの本性を考える

あとがき

ブックガイド 新しい時間をデザインするために

参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃすくん

3
物語的な物事への解釈を経験する時間の過ごし方と、ゲーム的な時間の過ごし方とでは、それぞれどのように「いい時間」を感じることが可能だろうか、と考えながら読んだ。熟考を通した幸福を考えるか、刹那の幸福(フロー状態等も含む)を考えるかによってアプローチが変わるのだろうと思う。刹那的な快楽は、熟考すなわち自分自身の目的を考えること、とは相性が悪い。逆に、物語としての解釈は熟考を重ねることで(信心深い人間がそうであるように)人生に意義をもたらす。どちらも悪くは無い。悪くは無いが、社会の苦痛に晒されることが常で2025/11/23

iwtn_

1
締め切りという言葉から、時間について考えて何らかの処方箋を出す本らしい。ちょうど締め切りをぶっちぎっていた頃に見かけたが、それが終わったので買ってみた。感想としては、流行りの本をところどころツマミ出して、自分の言いたいことを適当に並べ、時間正義とかいうどこかで聞いたような中身の概念を新しく提案したように書いてみている、ぐらいかな?世ってそんなにプロジェクトで動いているか?死に関する章も不死の人が今までいなかったから仮説でしかなく。帯を見て不安に思っていたが予感が的中した気がする。自分の勘を信じよう。2025/12/12

ナカシマ

0
提示されている課題や時間の5分類は感じていた時間感覚に名前を付けてくれた感じがして面白かったが、だいぶ「さわり」の内容だったのでもっと踏み込んだ議論が読みたかったかなと。一方でいわゆる過去の哲学的な時間論に踏み込むと難しいだろうし結果これくらいの手軽に読める感じが良かったか。2025/11/28

taro035212

0
これはいいもん読んだわ。生きてることの意味を問われた。2025/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22895576
  • ご注意事項