創造的な食育ワークショップ

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創造的な食育ワークショップ

  • 著者名:金丸弘美【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 岩波書店(2025/11/27 配信開始予定)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000237154

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内容説明

各地で食をテーマにした町おこしやブランド作りが盛んであり,「食育」がブームである.しかし,「食育」といっても何をどうやって行えばいいのか,具体的には難しいことも多い.著者自らが食育の実践として行っている「味覚のワークショップ」の計画立案から具体的な進行の仕方,テキストやワークシート作り,目的別の事例を紹介する.

目次

はじめに――食のワークショップとは
I ワークショップの背景
1 「食育基本法」ができてから
食育の推進/「食育推進基本計画」/「マクガバン報告書」
2 なぜ日本ではうまくいかないのか
食育って何?/なぜ広がらないのか/求められる考え方と人材
3 食育の政策に必要なもの
味覚のワークショップ/本物の味わい
4 スローフード協会で行われているワークショップ
味覚は文化である/チーズのワークショップ/サローネ・デル・グスト
5 食育が地域の特産品作りと町の個性を生む
食のブランド化/基本の食材を知る
II ワークショップの作り方
1 誰に向けて作るのか
お互いが知ることから始める/米を観察する/塩を観察する/子どもの頃ほど味がわかる/費用はどのくらいかかるのか
2 ワークショップの食材のテキスト作り
食材の資料/専門の試験機関との協力
3 テイスティングシートの作り方と使い方
4 味覚の表現とワークショップの進め方
素材を主体としたワークショップ/現地で行う場合や調理をする場合/幼稚園や小学校で行う場合
III 個性を育むさまざまなワークショップ
1 学校で行う
幼稚園――秋の果物
小・中学校――塩とおにぎり
高校――カボス
親子教室――おにぎり
2 料理人とともに
農家で作ったサフランのパエリア
バターの違いを知る
3 農家・漁港とともに
牧場で味わう搾りたてのミルク――東京都八王子市
種から知る――埼玉県「かあちゃん塾」
シェフと主婦で本格ブイヤベース作り――大分県佐伯市
4 町とともに――佐賀県唐津市での事例
磯魚のフレンチフルコース
生ガキを使ったイタリアンフルコース
漁港の魚でのブイヤベース
原木栽培のシイタケ狩り
生ハーブとデコポンのマリアージュ
名護屋城跡での地場産魚の鮨
棚田の米のおむすび
イチゴのドレッシングとデザート
山の野菜を使った料理
自然薯とムカゴの老舗旅館
参考文献
資料

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