内容説明
――第33回小川未明文学賞大賞作品――
小学5年生のわたしには、ひとつ上の兄・ほーちゃんがいます。
ほーちゃんは、わたしとはぜんぜんちがう人間です。
ときどき馬が草原をギャロップするみたいに駆けだしたり、
とつぜん大きな声を空にむけて放ったり。
ほーちゃんのほーちゃんらしさについて、わたしはそれほど「なんでだろうなぁ」と思ったことがないのです。
それがほーちゃんだからです。
そんな兄が、インフルエンザで修学旅行に行けませんでした。
ところがそれをきっかけに、2歳の子どもから79歳のおとなまで、
さらには犬のフジまでまきこむ、やりなおし修学旅行がはじまり・・・・・・!?
重厚なテーマと軽やかな関西弁が織りなす、ふしぎな感動作品。
「ありがとう」の意味や、人とのつながりを見つめなおす物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Xi
0
きなこさん、小川未明文学賞受賞おめでとうございます。Xであなたを知り、野生の一人文芸部としてNoteで綴られている物語を密かに楽しみにしています。小さな命を必死に守り、育てる毎日は想像以上に慌ただしいことでしょう。障がいがどんな形であれ、私は身構えてしまう。どう接していいのかがわからない。困っていて貸せる手があるなら貸せばいい。無理に理解することも同情することもなく、ただ存在を認めればいい。そんな風に思えました。ふかふかのおなかをまくらにしても迷惑そうにしないフジになごみました。2025/12/08
かはほり
0
ASDの兄を持つ少女が、様々な人たちと触れ合ううちに成長していく過程がきちんと描かれていて良いね。巻頭に登場人物のイラストと人物紹介があるので読みやすいと思う。2025/12/13
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