内容説明
膵臓がんを主たる専門とする外科医として多くの実績をあげてきた著者が、人体について、細胞のふるまいから臓器の働き、老化やがん、免疫といった現象までを易しく解説します。細胞内の現象、生体内の現象、ヒト社会の現象、それらはすべて、内界と外界とのコミュニケーションから成り立っています。これらの巧妙な仕組みを、それぞれのレベルで対比して考えてみると、どのレベルの世界にも同じような社会現象があるということがわかって面白いものです。実社会の事象や人物、物事、音楽・映画作品などへの喩えや関連するエピソードをふんだんに交えながら展開される「人体」の話は深く、興味深く、読者をその世界へと導きます。専門知識を持たない方でも肩肘張らずにスッと入れる“通読できる”人体の教科書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ながしまともよし
1
書いてあることは、とても専門的ですが、わかりやすい表現と文章で、頭の中にスッと入ってきました。また、文学作品やヒット曲の歌詞からの引用も、的を射ており、興味をそそりました。通風やエコノミー症候群などの病気にかかるメカニズムもわかりやすく、体の中で凄いことが起こっていることが、実感できました。2026/01/20
たっくん
1
あいみょんの分析、サッカーとマラソンにおける水、ウサギさんとカメさんの評価の逆転などがすごい!2025/11/03
学多楽人
0
本文は、人体内部のいろいろな知見が得られるので面白いのですが、ところどころにあるコラム記事がタメになります。「ランゲルハンス島」をタイトルに含む村上春樹さんのエッセイ集「ランゲルハンス島の午後」が紹介されています。安西水丸さんが絵を描いています。2025/11/21




