内容説明
10年前、日光市におこった一家無理心中事件に疑惑!
土地の一住職の熱心な懇願により、警察はついにこの事件の再捜査に踏み切った。
10年のブランクのため難航する捜査。事件直後、現場から消失した小切手の行方は?
捜査線上に浮かび上がった謎の朝鮮人は?
終戦後の混乱期にみられた警察の強引な捜査に、鋭い批判の目を向けた表題作ほか
「情死傍観」「特技」「山師」「部分」「厭戦」「小さな旅館」「老春」「鴉」を収録。
松本清張の傑作短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayumi
23
松本清張の短編集。9作品収録。表題作の「日光中宮祠事件」は実際にあった事件を扱った作品。日光にある旅館から出火し、一家6人が死亡。遺体には創傷があり、無理心中と結論づけられるが、10年後、別の事件で逮捕された男が自供し、再捜査が行われる…というもの。ちなみに清張はこの事件を雑誌「捜査研究」で見つけたと記述していて、そんな雑誌あるんだ!と調べたら本当にあって、ちょっと読んでみたいかも。清張はこういうところから作品のヒントを得ていたのかもね。2026/01/26
Ryoko
2
松本清張の初期作品の短編集。読んでない短編がほとんどだったので、ワクワクして読み始めたが、清張作品独特の人物描写や衝撃の展開がない作品ばかり。残念。2025/12/14
うーたん
0
松本清張の著作は長編に関しては読破したので、短編・中編を当たって読み漁っているが、ここに収録されている作品は読んだことがなかった。どれも解説にあるように、人間の執念や欲望に駆られて殺人を犯した人々の心理とその末路が鮮やかに描かれており、他の作品同様に引き込まれた。2025/12/21
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